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■アウトドア、ホビー、チューニング、クラシック…大人が楽しい4つのカテゴリー
クルマの楽しみ方は、人それぞれ。
東京オートサロンというとチューニングばかりが注目されがちだけど、最近はクルマの楽しみ方がどんどん多様化していて、来場者の嗜好もそれぞれです。
ダンロップはそんな来場者に合わせ、4つの趣味のカテゴリーを設定し、ブース展開を行っています。
●アウトドアゾーンではオールシーズンタイヤをアピール
アウトドアゾーンに展示されたクルマは、ルノーカングー。このカングーをアーティストの方がペインティングしています。
カッティングシートやを使うのではなく、直接ボディにペイントしちゃうところが、まさにガレージでの遊び感にあふれているものでした。
こんな自由気ままにペイントされたカングーで出かけるとなると、やっぱり似合うのはアウトドアです。
そこで、アウトドアにマッチングのいいタイヤということで、オールシーズンタイヤのMAXX AS1が展示されていました。
MAXX AS1は高速道路の冬用タイヤ規制でも使えるモデル。出かけた先での突然の悪天候にも対応するマルチパーパス性は、まさにアウトドアにピッタリなのです。
●ホビーゾーンでは先着100名にオリジナルタイヤキーホルダーをプレゼント
「知っていれば私も申し込んだのにー!」と残念だったのが、ホビーゾーンで行われていたオリジナルタイヤキーホルダーのプレゼント。
自分でタイヤのパターンをデザインして申し込んでおくと、タイヤ型のキーホルダーをプレゼント。3Dプリンターを使って作られているミニチュアタイヤは、かなり精巧で、思わず3Dプリンターが欲しくなってしまうほど。
こちらの展示車両はジムニー、タイヤはクロカン系タイヤ、グラントレックを展示。グラントレックは市販モデルだけでなく、コンセプトタイヤも展示し、人気投票も開催されていました。
●EKシビックとGRスープラが展示されたチューニングゾーン
やっぱり東京オートサロンらしいなあ、と感じてしまったチューニングゾーン。展示車両は、1996年式のEKシビックとGRスープラでした。
装着されるタイヤは、もちろんダンロップが誇るハイパフォーマンスタイヤのディレッツァです。
2台の展示車両のうち、目を引いたのはEKシビック。ボンネットが外され、エンジンルームがしっかりと見える状態のシビックは、B20BブロックにB18Cヘッドを組み合わせ、B16のカムを組み込んだフルチューンバージョン。
こんな油臭いクルマをガレージに入れて、仲間とあれこれいいながら缶コーヒーが飲めたら、それこそ幸せなガレージライフだなと思わせてくれるものでした。
●幸せな6輪生活だよね!と思わせる、ミニとSRの2台持ち
最後に紹介するのは、クラシックゾーン。クラシックゾーンに展示されていたモデルは2台のクラシック・ミニとバイクのヤマハSR400。ガレージにこんな2台を入れていたら、ほんとに楽しいだろうなあと思わせてくれるチョイスです。
ダンロップは4輪用のタイヤだけでなく、2輪用のタイヤも製造しているメーカー。カフェレーサー風のSR400に装着されていたタイヤは、TT100GPというモデルでした。
TT100というタイヤは1960年後半に登場した名タイヤで、現行のTT100GPも、基本的なトレッドデザインはクラシックTT100と同一。SRなどのモデルにはピッタリとマッチします。
(文・写真:諸星 陽一)