■ユーザーからも高く評価されている新型アウトランダーPHEVのデザイン
三菱自動車の最上級SUVであるアウトランダーPHEVが、世界で最も権威あるデザイン賞のひとつである「iFデザインアワード2022」を受賞しました。同社としては初の受賞になります。
「iFデザインアワード」は、ドイツ・ハノーバーに拠点を置く「iF International Forum Design」が主催す世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつで、68年間にわたって優れたデザインを選出しています。
「iFデザインアワード2022」では、57の国と地域から応募された1万776点のデザインを審査員(デザインの専門家)が、「アイデア」「フォルム」「機能性」「差別化」「インパクト」の5つの基準で審査。
同賞の選考は、プロダクト、パッケージング、コミュニケーション、サービスデザイン、アーキテクチャ、インテリア、プロフェッショナルコンセプト、ユーザーエクスペリエンス(UX)、ユーザーインターフェース(UI)の9つの分野が対象になっています。
今回、栄えあるデザインアワードを獲得した新型三菱アウトランダー(PHEV)は、同社がEVやPHEVで磨き上げてきた電動化技術、四輪制御技術を活かし、新世代のプラットフォームや先進技術が搭載された最上級モデルです。
以前お伝えしたように、三菱らしい高い悪路走破性はもちろん、優れた静粛性や乗り心地を実現しています。
デザインでは、コンセプトの「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」のもと、エクステリアは厚みのある水平基調のプロポーションによる存在感、押し出し感のある顔つきなどが目を惹きます。加えて、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーで力強く、軽快な走りも想起させます。
一方のインテリアは、オフロード走行などでも車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調が特徴で、力強い印象を受けるインパネを採用。力強さや開放感だけでなく、最上級モデルにふさわしい素材の質感にもこだわっていて、クオリティの高さも同時に感じさせる仕立てになっています。
「iFデザインアワード2022」では、新型アウトランダーのフォルムの美しさや機能性、独自性が高く評価されたそうです。
新型アウトランダーは、ユーザーからデザインの面でも高い評価を得ているそうで、内外装の質感や意匠が購入動機のひとつにもつながっているはずです。
補助金なしの車両本体価格は約462万円で、性能や装備からしても買い得感の高いPHEVとなっています。
(塚田 勝弘)