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■南極ボストーク基地で世界最低気温を記録!
1983(昭和58)年の7月21日、ソ連(現、ロシア)の南極ボストーク基地で、史上最低気温となる-82.9℃を記録しました。ボストーク基地は南極点から1730km離れた場所で、年間の平均気温は-56℃(昭和基地は-10℃)で一度も0℃を上回ったことがないそうです。ちなみに日本の最低気温は、1902年に北海道の旭川で記録された-41.0℃です。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●バイクスピークで田嶋選手が総合優勝
2007(平成19)年のこの日、米国コロラド州パイクスピーク山で開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」において、スズキスポーツから参戦した田嶋伸博(通称、モンスター田嶋)選手が、世界新記録で総合優勝を飾りました。マシンは、北米向け7人乗りSUVの「XL7」をベースに、3.6L V6ツインターボエンジンを搭載。パイクスピークレースは、山岳コースで標高2,862m地点をスタートし、標高差1,400m以上を一気に駆け上がる走行距離19.87kmのタイムトライアルレースです。これを含め田嶋選手はパイクスピークで6年連続総合優勝しています、まさにモンスターですね。
●レヴォーグの最上級グレード・レヴォーグSTI Sportデビュー!
2016(平成28)年のこの日、スバルが「レヴォーグ」の最上級グレード「レヴォーグSTI Sport」を発売しました。
2014年にデビューして人気モデルとなったレヴォーグですが、レヴォーグSTI Sportはスバルのモータースポーツ統轄会社「STI(スバル・テクニカル・インターナショナル)」とのコラボによって誕生したレヴォーグ最上級モデルです。走行性能、操安性、安全性などトータルバランスの優れたレヴォーグが、STIの技術によってさらに走りとクルマ全体の質感をグレードアップさせました。
スバル伝統の1.6Lおよび2.0Lの水平対向ターボエンジンとフルタイム4WDのシンメトリカルAWDに加えて、安全運転支援「アイサイト(Ver.3)」を装備。さらに、専用チューニングしたサスペンション、専用デザインのフロントバンパー・グリル、LEDフォグランプ、18インチアルミホイール、大型マフラーカッターなどSTIのチューニングを様々な箇所に施しています。
人気のレヴォーグを専用のチューンナップによってレベルアップしたSTIスポーツ。ただし、それまでの硬派なSTIシリーズとは多少味付けが異なります。それは、スポーツバージョンに特化するのではなく、レヴォーグの高級バージョンをアピールしている点です。その分価格上昇を50万円程度に抑え、渋めのインテリアで乗り心地も大人っぽく仕上げています。妥協していると揶揄する向きもありましたが、発売1ヶ月の受注は3000台を超え、レヴォーグ全体の40%を占める好調なスタートを切りました。購入者の8割近くが40歳以上、目論見通り大人のスポーツモデルと言えますね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)