現場は騒然! モリゾウが「走り屋の聖地・大黒PA」に現れた目的は?

■成人の日、モリゾウが自身の運転で大黒PAへ

2024年1月12日(金)~14日(日)に渡って開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」。

モリゾウの愛車6台
モリゾウの愛車6台

会場の幕張メッセには3日間で23万人(前年比28%増)が来場するなど、大きな盛り上がりを見せました。

昨年は18万人だったことから、コロナ禍を経て着実に賑わいを取り戻しつつあるようです。

初日の12日には、昨年社長や自工会会長を退き、“普通の車好きのおじさん”に戻ったモリゾウこと、トヨタ自動車の豊田章男会長が新年の挨拶を兼ねたプレゼンテーションを実施。

壇上に並べられたモリゾウの愛車
壇上に並べられたモリゾウの愛車

ステージ上に“MORIZO Garage”が再現され、モリゾウが普段から実際に使用している愛車6台(センチュリー GRMN、GR カローラ モリゾウ カスタム、LBX モリゾウ RR コンセプト、iQ GRMN、スズキ ジムニー、ヤマハ ビーノ)がズラリ並べられました。

中でもGR カローラは毎月600km程度走行するなど、愛車の中で一番利用頻度が高いそうで、その証拠に車内にはドライブレコーダーが装着されています。

レクサスLBX「モリゾウ RR コンセプト」
レクサスLBX「モリゾウ RR コンセプト」

一方、LBXのサブネーム「RR」はルーキーレーシングの略だそうで、シートベルトやラジエターグリル、ブレーキ・キャリパーなどにルーキーカラーの黄色が挿し色されています。

専用色のセンチュリー GRMN「モリゾウ仕様」
専用色のセンチュリー GRMN「モリゾウ仕様」

また、センチュリー GRMNのボディカラーはモリゾウの希望により、黒ではなくSUVの外観に馴染む専用のグリーン系グレー色にしてもらったそうで、リヤドアもスライド式に変更されています。

普段使いのジムニーは販売店での入手が困難だったため、鈴木社長にお願いして使用済みの社有車を譲ってもらったそうです。

●2024年1月早々、走り屋の聖地にモリゾウ現る

愛車「センチュリー GRMN」で大黒PAに現れたモリゾウ
愛車「センチュリー GRMN」で大黒PAに現れたモリゾウ

そんな車が大好きなモリゾウは東京オートサロン開幕前の1月8日(月)夜、成人の日に“走り屋の聖地”として知られる「大黒PA」にいました。

愛車「センチュリー GRMN」で大黒PAに現れたモリゾウ
愛車「センチュリー GRMN」で大黒PAに現れたモリゾウ

オートサロンのアピールが目的だったそうですが、愛車センチュリーGRMNをドライブするモリゾウや、GR関係者の車が次々にPAに入ってくると、流石に目立ちます。

一行は到着すると、さっそくPAに居合わせた車好き達に挨拶がてら、ステッカーやオートサロン初日の特別招待券を配布。これにはさすがに皆さん感激した様子。

●エンジン技術に磨きをかけるプロジェクトを発足

東京オートサロン2024 プレゼンテーションにて
東京オートサロン2024 プレゼンテーションにて

そしてモリゾウは、オートサロン初日のプレゼンテーションで来場者に次のように熱くアピールしました。

「今の日本には“車を動かす550万人”のたくましい現場があります。550万人の中にはエンジンの部品をつくっている仲間たちもたくさんいます。」

「日本を支え、これからの日本を強くしていく技を持った人たちです。この人たちを失ってはいけません。」

「新たにエンジン開発を進めていくプロジェクトが、トヨタの中で動き出しました。この時代にエンジン?逆行しているように聞こえるかもしれませんが、決して、そんなことはありません。」

「未来にむけて必要なんです。エンジンを作ってきた皆さん、エンジンを作り続けましょう! これからもみんなの力が必要なんです!今までやってきたあなた達の仕事を絶対に無駄にはしない!」と。

カーボンニュートラルの実現に向け、選択肢の幅を広げることが大事として「マルチパスウェイ」を掲げるトヨタ自動車が、各種レースを通して水素エンジンの開発を急いでいるのはCMなどでお馴染みになりました。

平行して同社は出光興産との協業により、2027年~28年を目処に充電時間が短く、航続距離が長い「全固体電池」を搭載したBEVの全世界投入を目指しています。僅か10分程度の充電で航続距離が約1,200kmに達する見込みで、バッテリー寿命も大幅に伸びる模様。

このようにトヨタは実用的なBEVだけでなく、水素燃料で走るエンジン車(HEV、PHEV)の実用化にも取組んでおり、近いうちに現行センチュリー(PHEV仕様)にH2バージョンが登場する日が来るかもしれません。

Avanti Yasunori

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【関連リンク】

東京オートサロン2024
http://www.tokyoautosalon.jp/2024/

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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