APOLLO 
■グリルには専用のメッシュパターンを採用するなど、高級感アップ
フォードは現在、人気コンパクト・クロスオーバーSUV「クーガ」改良型を開発中ですが、ラインナップの高級バージョンを担う「ST Line」プロトタイプが出現しました。
同ブランドは、すでに北米市場で「エスケープ」改良モデルを発表していますが、クーガはその欧州版となります。
先日捉えたベースモデルと比較すると、疑似サイドエアインテークにはフォグランプが組み込まれておらず、ボディと同色のバンパーやサイドミラー、スキッドプレート、ホイールアーチを装備。グリルには専用のメッシュパターンを採用するなど、高級感が漂っています。
どちらも現行型クーガよりも狭いグリルが特徴で、フェイスリフトされたフォーカスに見られるものと同様の方法でエンブレムが埋め込まれています。また、中央のライトバーと再設計されたバンパーを備えた新しいLEDヘッドライトも見ることができます。
内部では、最新バージョンのフォードSYNC4インフォテインメントが登場し、新しい13.2インチの中央タッチスクリーンを介して操作されますが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタはおそらく残ると思われます。オプションの追加装備には、ヘッドアップ ディスプレイ、パノラマルーフ、ワイヤレススマートフォン充電パッドが含まれます。
エンジンラインナップのアップデートも期待できます。最高出力148psを発揮するガソリンエンジン、最高出力187psを発揮する2.5リットルガソリンハイブリッド、そして最高出力222psを発揮する2.5リットルのプラグインハイブリッドが提供されます。
ヨーロッパでフェイスリフトされたクーガのテストを見るのはこれが初めてであることを考えると、公開は2024年後半まで行われない可能性が高いでしょう。
