■ただしLEDデイタイムランニングライトの形状を変更
三菱自動車が開発を進めている新型EVが、ルノー新型SUV「セニックE-TECHエレクトリック」の三菱バージョンとして販売される可能性が高いことがわかりました。
三菱自動車は、ルノーグループの2つのモデルをラインナップに追加し、その最初のモデルは、セニックE-TECH」のバッジを付け直したバージョンとなるようです。
セニックE-TECHは、2022 年に公開された「セニック・ビジョン」コンセプトの市販版で、ルノー、日産、三菱アライアンスの「CMF-EV」プラットフォームをベースにしています。
三菱は、ルノーおよび日産との提携を通じて、ルノークリオおよびキャプチャーのバッジを変更したバージョンを、最新世代のコルトおよびASXとして欧州で販売を開始しました。同社がフランスから調達する次のモデルには、セニック E-TECHと、内燃エンジンを搭載する予定の2番目の謎のモデルが含まれます。
これら2つのモデルのうちの、最初のモデルについて公開された1つのティーザーイメージは、それがセニックE-Techと驚くほど似ていることを示しており、特にSUVの全体的な形状と同一に見えるLEDテールライトで感じることができます。ただし、三菱はLEDデイタイムランニングライトの形状を変更し、ルノーのコピーではなく、スリムな水平ラインを加えるなど、独自の個性を与えているようです。
新型SUVでは、セニックと同様に、三菱はメガーヌE-TECHや日産アリアで使用されているのと同じ「CMF-EV」プラットフォームに基づいています。 また、最高出力168psの電気モーターを1基搭載した60kWhのバッテリーパックや、最高出力215psのモーターを搭載した87kWhバージョンなどが予想されます。
三菱が開発中のルノー2番目のモデルについてはほとんど明らかにされていませんが、コンパクトSUV「オーストラル」をベースにした可能性があると推測されています。