スバル新型「レヴォーグ レイバック」の先行予約開始と同時に、レヴォーグ、WRX S4の一部改良を実施

■レイバックと同様に、レヴォーグ、WRX S4も「アイサイトX」を標準化

SUBARUは、2023年9月7日(木)に新型「レヴォーグ レイバック」の先行予約を開始しました。なお、レイバックの先行予約開始と同時に「レヴォーグ」「WRX S4」の一部改良モデルの先行予約もスタートしています。

新型レヴォーグ レイバック、一部改良を受けたレヴォーグとWRX S4の正式発表は、今秋の予定です。

SUBARUレヴォーグ(写真は一部改良前。2022年11月のモデル)
SUBARUレヴォーグ(写真は一部改良前。2022年11月のモデル)

レヴォーグ レイバックは、文字どおりレヴォーグから派生したステーションワゴン型のクロスオーバーSUV。「レガシィ アウトバックではボディサイズが大きすぎる…」など、日本のユーザーの声に応えたモデル。なお、レガシィ アウトバックも同日、一部改良が施されています。SUBARUは、日本市場向けに新たに開発したモデルと説明しています。

レイバックは、レヴォーグの操縦安定性や快適な乗り心地を継承しながらも、200mmの最低地上高を確保することで、SUVに期待される悪路走破性も確保。さらに、高い遮音、吸音、制振性能を備え、オールシーズンタイヤ採用による優れた静粛性も特徴です。

背の高いSUVよりも荷物の出し入れなどはしやすいはずで、オートキャンプやウインタースポーツ、マリンスポーツなど、アウトドア派に向く新型SUVとなっています。

SUBARU「レヴォーグ・レイバック」
SUBARU「レヴォーグ・レイバック」

エクステリアは、ひと目で背の高いレヴォーグと写真からも伝わってきます。シーンを問わず「映える」エクステリアは、洗練されたデザインをまとっています。さらに、明るく華やかな雰囲気を演出するブラックとアッシュカラーのコントラストを使ったインテリアも美点。

装備では、「ハーマンカードン」サウンドシステムの標準化をはじめ、同社自慢の安全装備である、広角単眼カメラが搭載された新世代「アイサイト」と「アイサイトX」が標準装備となります。

さらに、新機能のフロントビュー自動表示(AUTOモード)が備わるマルチビューモニターも標準化されています。また、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の機能が強化され、新機能としてリモートエアコンが追加されています。

SUBARU WRX S4。写真は一部改良前の2022年11月時点のモデル
SUBARU WRX S4。写真は一部改良前の2022年11月時点のモデル

また、一部改良を受けたレヴォーグ、WRX S4に共通する主な変更点は、広角単眼カメラが搭載された新世代アイサイト「アイサイトX」の標準化をはじめ、新機能のフロントビュー自動表示(AUTOモード)が採用されたマルチビューモニターを標準装備。さらに、「ハーマンカードン」サウンドシステムが「STI Sport EX」「STI Sport R EX」に標準化されるなど、レヴォーグ レイバックと同じような内容になっています。

さらに、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の機能を強化(新機能としてリモートエアコンを追加)、「Apple Carplay」のワイヤレス接続対応。「Apple Carplay」と「Android Auto」の、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの表示画面への拡張などが盛り込まれています。そのほか、グレード体系も見直され、全車にアイサイトXが標準装備されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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