APOLLO 
■CLA新型同様に「MMA」を採用、航続距離は750kmに
メルセデス・ベンツは「IAAモビリティ2023」で、次期「CLA」を示唆する「コンセプトCLAクラス」をワールドプレミアしましたが、同時に3台の新型EVのティザースケッチを公開しました。
CEOのオラ・ケレニウス氏は、「このモデルがエントリーレベルの車両の全く新しい全電気セグメントの先駆け」であると述べました。また「このエントリーシリーズは、4ドアクーペ、シューティングブレーク、そして2台のSUV、合計4台の新モデルで構成され、それぞれの製品の本質が大幅に向上している」と付け加えました。
車名こそ明らかにしていませんが、スケッチはこれまで入手していた情報や、そのシルエットから「GLA」「GLB」「CLA」そして「CLAシューティングブレーク」と思われます。
さらに同氏は「新しいモデルファミリーは、紛れもないメルセデス・ベンツの雰囲気を醸し出し、より多くの機能、さらに優れた快適性と安全性、そして最高の機能を備えている」と付け加えました。
ティザースケッチを見ると、一番手前にあるCLAコンセプト後ろのCLAシューティングブレークは、新しい4ドアクーペの足跡をたどり、より曲線的なデザインが採用されるようで、クーペより長く傾斜したルーフと、あまり角張っていないと思われる後端も見えます。
2番目の奥にある次世代GLBと思われるスケッチは、現行型よりボクシーで、より本格クロスオーバーSUVへ進化しそうです。最後、一番奥のGLAでは、優雅なフロントエンドと、緩やかに傾斜したルーフを持つことを示唆しています。
これらエントリーモデルシリーズは、CLA新型同様に「MMA」（メルセデス・モジュラー・アーキテクチャ）を採用。800Vアーキテクチャ、250kW DC急速充電機能、約466マイル（750km）の航続距離も期待できます。
