■4つの走行モード (ノーマル、グラベル、マッド、ウェット)で高い走破性
三菱自動車は、8月10日から開催予定のインドネシア国際オートショーでワールドプレミアされる、新型コンパクトSUVのエクステリアデザインを先行公開しました。
まだ名も無いSUVですが、全体的に「XFCコンセプト」の市販型バージョンであることがわかります。
スタイリングは基本的に引き継がれていますが、現在は通常のドアハンドル、カメラの代わりにサイドミラー、そして落ち着いたヘッドライトライトが装備されています。
またスキッドプレートを再設計、新しいグリルパターン、Y字型照明ユニットのわずかに異なるLEDグラフィックなどが導入されていることも確認できます。
新型SUVのボディサイズは、全長4,390mm(172.8インチ)、全幅1,810mm(71.3インチ)、全高1,660mm(65.4インチ)となっており、急成長するコンパクトSUVセグメントで競争する態勢が整っています。
プロトタイプには黒い窓があり、内部を覗くことができませんが、2ウェイスピーカーとツイーターを備えた特注のヤマハオーディオシステムを搭載することを公式発表しているほか、「多用途の収納スペース」を備えた「広々としたキャビン」を保証すると伝えらえています。
市販型では、CVTギアボックスと組み合わされた1.5リットルエンジンの搭載、前輪に動力が供給されることが確認されています。
また前輪駆動(FWD)車であるにもかかわらず、8.7インチ(222mm)の十分な地上高と、4つの走行モード(ノーマル、グラベル、マッド、ウェット)が利用できるため、荒れた路面や浸水した路面にも対応できるといいます。
予想されるパワートレインは、三菱エクスパンダーの非電動自然吸気1.5リッターユニットが搭載される可能性がありそうです。