ヒョンデ「ツーソン」改良型、PHEV初導入へ。コクピットには12.3インチデュアルスクリーン

■爪スタイルのテールライトは保持される可能性

ヒョンデは現在、大ヒットクロスオーバーSUV「ツーソン」改良新型の開発に着手していますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

ヒョンデ ツーソン 改良新型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ ツーソン 改良新型プロトタイプ スパイショット

現行型となるツーソン第4世代は2020年に登場しており、これが初の大幅改良となります。

ヒョンデ ツーソン 改良新型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデ ツーソン 改良新型プロトタイプ スパイショット

オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプは、ルーフパネル以外をカモフラージュ。フロントエンドにはスプリットヘッドライトを装備、LEDデイタイムランニングライトはグリルに統合され、その下にメインヘッドライトビームが配置されています。また、グリルパターンも新設計されているようです。

リアエンドでは、前回見えなかったテールライトの一部が露出、爪スタイルのテールライトは保持されているように見えます。

注目は道路に向かって付けられている赤いパイプです。これは現行モデルの長方形の排気管を置き換える、改良型プレースホルダーテールパイプです。非常に奇妙ですが、さらなる電動化が期待される内部の新機能のヒントになる可能性もありそうです。

キャビン内にも大きな変化が見られそうです。現在の10.25インチディスプレイは、より大型の12.3インチデュアルスクリーンに進化、最新世代のインフォテインメントソフトウェアが搭載されます。

パワートレインは、最高出力150psと180psを発揮する1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、2.0リットルターボディーゼル、最高出力187psを発揮する2.5リットル直列4気筒エンジンなどがキャリーオーバーされますが、最高出力261psを発揮するプラグインハイブリッドが新たに追加されると思われます。

(APOLLO)

 

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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