絶大な支持を集めるスズキの「セニアカー」がもっと安全に。家庭用コンセントで充電できる電動車いす

■「サブホイールプレート」を左右後輪内側に追加

スズキは、ハンドル形電動車いす「セニアカー」を一部改良し、2023年2月1日に発売します。なお、「セニアカー」は、スズキが商標登録している商品名になります。

スズキ セニアカー ET4D
スズキのセニアカー「ET4D」

買い物など日常の移動手段として、主に徒歩や自転車での外出が難しいお年寄りに支持されている「セニアカー」は、搭載されるバッテリーの電気を使ってモーターで動きます。家庭の100Vコンセントに充電コードを差し込むだけの手軽な操作で充電が可能。

使用時の速度は、時速1km~6kmの間で設定でき、道路交通法では歩行者として扱われるため、運転免許やヘルメットは必要ありません。

安全性への配慮に加え、快適な乗り心地と扱いやすさで高く評価されています。

今回の一部改良では、「セニアカー ET4D」「セニアカー ET4E」が一部改良を受けています。踏切のレールなど、幅80mm以下の溝にタイヤが深くはまり込むことを抑制する「サブホイールプレート」が左右後輪内側に追加され、安全性が向上したのがトピックです。

スズキ セニアカー
「セニアカー ET4E」が一部改良を受けた

また、「セニアカー ET4D」には、新色の「ブリリアントホワイトパール」が加わり、全4色のボディカラー展開となっています。

●価格
「セニアカー ET4D」:38万円
「セニアカー ET4E」:32万円
※セニアカー ET4Dのブリリアントホワイトパール塗装車は1万5000円高
※セニアカーに消費税はかかりません。

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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