レクサス「IS」、次期型はクロスオーバースタイルを導入か?デザイン大予想

■「e-TNGA」プラットフォームに基づく次世代EV専用プラットフォームを採用か

レクサスは現在、欧州Dセグメント「IS」次期型の開発に着手していると見られますが、その最新情報を入手、予想CGを制作しました。

レクサス IS_002
レクサス IS 次期型 ワゴン 予想CG

初代ISは、トヨタ「アルテッツァ」のレクサス版として欧州市場に登場。第3世代となる現行型は2013年から販売され、2022年7月にはパフォーマンスモデル「IS500 F SPORT Performance」を投入していますが、発売から9年が経過しており、次期型への期待が高まっています。

レクサス IS 500_004
レクサス IS 500

次期型では「e-TNGA」プラットフォームに基づく次世代EV専用プラットフォームを採用、フルエレクトリックモデルとして登場することが予想される一方、2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+電気モーターのハイブリッドを軸としてラインアップするとも噂されています。

注目はそのボディスタイルです。現行型の4ドアセダンのほかに、これまで予想してきたワゴンボディ、さらに新情報として、流行の兆しをみせるハイライディングセダンなどの情報が入ってきました。現在レクサスに、ステーションワゴンやシューティングブレークなどのクロスオーバー系はラインアップされていませんが、初代「IS」には派生ワゴンとして「ISスポーツクロス」が設定されていました。これはトヨタ「アルテッツァ」のワゴンモデル「アルテッツァジータ」のレクサス版でしたが、次期型でもその類の派生種が復活すると噂されています。

情報に基づくワゴンボディの予想CGでは、コンセプトをベースにしつつ、量産型として新しい提案がなされています。ウインドウはレクサスらしいメッキモールで縁取り、サイドは躍動感あふれるキャラクターラインをそのままに、アンダー部分には若干大人しめのチンスポイラーを配置する可能性があります。またヘッドライトには3連プロジェクターを、ディフューザーにはフォグランプを内蔵、従来のスピンドルグリルは若干変更されますが、アンダー部分にはレクサスらしいコの字型メッキ部分を残したデザインが予想されています。

レクサス次期型ISのワールドプレミアの時期ですが、これはパワートレインに大きく影響されることがわかりました。もしICE搭載ハイブリッドならば、2023年内に行われると予想されますが、フルエレクトリックモデルのみで発売される場合は、2024年以降が有力だと言われています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる