スーパーGT第4戦富士GT500予選結果、WedsSport ADVAN GR Supraが3戦連続ポールポジション【SUPER GT2022】

■GT500のQ1トップが同一タイムで2台?

前戦の第3戦 鈴鹿から2ヵ月ぶりの開催となる8月6日(土)、7日(日)に富士スピードウェイで開催の2022 AUTOBACS SUPER GT第4戦「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE」。6日は公式予選が行われました。

ENEOS X PRIME GR Supra
ENEOS X PRIME GR Supra

GT500の予選Q1では珍しく、走行時間10分の枠の中でも最初から各マシンがコースインをしていきます。

通常は決勝のスタートタイヤとなる可能性のある予選のタイヤをなるべく摩耗させずに温蔵しておきたいために、予選開始から2~3分経ってのコースインが当たり前となっていたGT500ですが、予選開始時の気温が22度、路面温度が28度と、予想された気温よりもかなり低いことから、入念にタイヤを温めての予選アタックを行うということで予選開始早々からのコースインとなりました。

WedsSport ADVAN GR Supra
WedsSport ADVAN GR Supra

先陣を切ってアタックを始めたのが、ランキングトップと同点2位の14号車 ENEOS X PRIME GR Supraで、サクセスウェイト52kgを積みながらも1分27秒706を出します。

その直後に100号車 STANLEY NSX-GTが1分27秒362と、各マシンペースを上げていきます。

STANLEY NSX-GT
STANLEY NSX-GT

残り3分を切ると、TOYOTA GR Supra GT500勢のトップ争奪戦が激しさを増します。その中で抜け出したのは38号車 ZENT CERUMO GR Supraで、チェッカー周に1分27秒095を出してトップに躍り出ます。その直後に36号車 au TOM’S GR Supraも全くの同タイム。

ZENT CERUMO GR Supra
ZENT CERUMO GR Supra

全くの同タイムの場合は規定により、先にタイムを出した方が順位が上となるため、ZENT CERUMO GR Supraが予選Q1の1位となりました。

au TOM'S GR Supra
au TOM’S GR Supra

●なんと3戦連続ポールポジションとなったWedsSport ADVAN GR Supra

午後4時13分に開始されたQ2でも、気温と路面温度はQ1とほとんど変わらず。Q2進出の8台は、Q1と同じように予選開始早々のコースインでタイヤのウォーミングアップを行います。

ZENT CERUMO GR Supra
ZENT CERUMO GR Supra

そして、残り3分あたりからアタックに入ります。まずは、Q1トップのZENT CERUMO GR Supraが1分27秒074で先陣を切ります。

そして24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zが1分26秒813で最上位に出ると、同じヨコハマタイヤを使う19号車 WedsSport ADVAN GR Supraの阪口晴南選手が1分26秒178と、リアライズコーポレーション ADVAN Zを大きく引き離すタイムを叩き出してトップとなり、ポールポジションとなりました。

リアライズコーポレーション ADVAN Z
リアライズコーポレーション ADVAN Z

WedsSport ADVAN GR Supraは、3戦連続の予選1位。そして阪口選手は先の第2戦富士に続く、今季2度目、自身3度目のポールポジションとなりました。

WedsSport ADVAN GR Supra
WedsSport ADVAN GR Supra

予選2位はリアライズコーポレーション ADVAN Zで、今シーズンのNissan Z GT500勢で最上位となります。3位は37号車 KeePer TOM’S GR Supra、4位はQ1トップだったZENT CERUMO GR Supra、5位は8号車 ARTA NSX-GTで、NSX-GT勢の予選最上位となりました。

ARTA NSX-GT
ARTA NSX-GT

ただし予選4位のZENT CERUMO GR Supraはエンジン交換などのペナルティーにより、決勝スタート直後にペナルティストップが課せられることが決定しており、上位からのスタートながら厳しい展開が待ち受けています。

ポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの監督とドライバー
ポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの監督とドライバー

スタート前から波乱が盛り込まれた100周の決勝レース。長丁場だけにどんなドラマが待ち受けているのか? スタートは8月7日(日)の14時です。

ポールポジションを喜ぶレースクイーン
ポールポジションを喜ぶレースクイーン

【SUPER GT2022 第4戦 富士 GT500 予選結果】

順位 ゼッケン 車名 ドライバー タイム
1 19 WedsSport ADVAN GR Supra 国本雄資 阪口晴南 1’26.178
2 24 リアライズコーポレーション ADVAN Z 佐々木大樹 平手晃平 1’26.813
3 37 KeePer TOM’S GR Supra サッシャ・フェネストラズ 宮田莉朋 1’26.994
4 38 ZENT CERUMO GR Supra 立川祐路 石浦宏明 1’27.074
5 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀 福住仁嶺 1’27.231
6 36 au TOM’S GR Supra 坪井 翔 ジュリアーノ・アレジ 1’27.328
7 12 カルソニック IMPUL Z 平峰一貴 ベルトラン・バゲット 1’27.352
8 23 MOTUL AUTECH Z 松田次生 ロニー・クインタレッリ 1’27.418
9 100 STANLEY NSX-GT 山本尚貴 牧野任祐 1’27.362
10 14 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋和也 山下健太 1’27.683
11 64 Modulo NSX-GT 伊沢拓也 大津弘樹 1’27.721
12 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra 関口雄飛 中山雄一 1’27.754
13 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT 笹原右京 大湯都史樹 1’27.805
14 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z 千代勝正 高星明誠 1’27.924
15 17 Astemo NSX-GT 塚越広大 松下信治 1’27.928

(写真:吉見 幸夫、松永 和浩/文:松永 和浩

この記事の著者

松永 和浩

松永 和浩 近影
1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。