ハイエースのミドルルーフで、常設2段ベッドを備えた人気のバンコン【ジャパンキャンピングカーショー2022】

■2人旅ならベッド展開の手間が省ける

数あるキャンピングカーの中でも大定番になっているのがバンコンです。タコスのHIACE 3Bは、全長4860×全幅1890×全高2105mmのハイエースバンのワイド/ミドルルーフがベースで、5人乗車、4人就寝に対応しています。全幅はややワイドですが、4.9mを切る全長のため、駐車などの取り回しも慣れれば比較的容易にできます。

タコス HIACE 3B
タコスのバンコン「HIACE 3B」

キャビン後方には、格納式の上段ベッドと下段ベッドを備え、ベッドサイズは大人1人がゆったり就寝できる1820×700mm。夫婦2人旅の場合は、上段と下段ベッドを使うことで、2人就寝までであればセカンドシートを展開することなく、すぐに就寝できます。

タコス HIACE 3B
運転席後方に二段ベッドを備える

とにかく手間なくベッドに横になりたいというニーズに応える仕様といえます。ハイルーフをベースに常設ベッドを備えたモデルは多いですが、ミドルルーフはレアかもしれません。

ダイネットには、対面、対座、フルリクライニング(ベッド展開時)が可能なセカンドシートを配置。さらに、助手席側後方には、1人横向きシートを備えていて、乗車時だけでなく休憩時もテーブルを前にしてくつろげます。

タコス HIACE 3B
上段ベッドは格納式

横向きシートの後方には、シンクと40Lの冷蔵庫を完備。

装備で目を惹くのは、家庭用エアコン(6畳用)で、運転席側の後方には、エアコン風吹き出し扉も備わり、シーズンを通して快適なキャビンを確保できます。

そのほか、300×500mmの掘り下げ式床下収納を備えるなど、荷物の収納もスマートにできます。

タコス HIACE 3B
運転席後方にキッチンを配置する

この床下収納は、8ナンバー取得のためで、キッチン前の1600mmの室内高という要件を満たしています。

なお、走行充電装置やサブバッテリーが標準装備されるほか、予算やニーズに応じて100Ah、200Ah、300Ahから選べるリチウムイオンバッテリー、インバーター1500Wサイン波などもオプションで設定されていますので、電源も安心です。

ゆったり楽に2人旅を楽しみたい人はもちろん、フロアベッドを展開すれば子どもが2人いるファミリーまで対応するタコスのHIACE 3B。

タコス HIACE 3B
家庭用エアコンを完備

ボディサイズも大きすぎず、ハイエースをベースとしたバンコンの中でも使い勝手のいいモデルといえるでしょう。なお、タコスは、ハイエースのロング/ナロー/ハイルーフをベースとしたよりコンパクトなHIACE 2B、最大6人までの就寝に対応するより大きなHIACE 4Bもラインナップしています。

●ボディサイズ:全長4860×全幅1890×全高2105mm

●標準装備:エアコン(シングル)、給排水タンク(各20L)、シャワー(冷水)、サブバッテリー(100Ah)、冷蔵庫(40L)、リヤヒーター、外部電源、アクリル窓、調理器具(カセット式)、遮光カーテン、常設2段ベッド、

●オプション:サイドオーニング、インバーター、ルーフベンチレーター(吸排気)、FFヒーター、トイレ、アルミホイール

●車両本体価格:550万円

●展示車両価格:556万6000円

(文/写真 塚田勝弘

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。