222(ニャンニャンニャン)で猫の日/不屈のF1王者ニキ・ラウダ生まれる/「ミラージュ」三菱初のFFコンパクトがデビュー!【今日は何の日?2月22日】

■コロナ禍で猫を飼う人が増えている

最近はチョットした猫ブームですが、毎年2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」という語呂合わせで「猫の日」です。しかも今年は2022年と西暦にまで2が並ぶことから「スーパー猫の日」といわれてるらしいですね。よく猫派、犬派と言われますが、ある調査では犬好きが約50%、猫好きが30%でした。コロナ禍でペット、特に猫の数が増えているそうです。巣ごもり生活が続く中、癒しをペットに求めるのも分かる気がしますね。

さて、2月22日に生まれたのは、タレントの狩野英孝、歌手の都はるみ、野球の佐々木主浩、俳人の高浜虚子、テニスのマイケル・チャン、レーシングドライバーのニキ・ラウダ、米国初代大統領のジョージ・ワシントンなどです。本日紹介するのは、不死鳥のドライバーとも言われたニキ・ラウダです。

●レース中の事故で死の淵から生還した偉大なるドライバーのニキ・ラウダが誕生

マクラーレン現役時代(1982年)のニキ・ラウダ(C)Creative Commons
マクラーレン現役時代(1982年)のニキ・ラウダ(C)Creative Commons

ニキ・ラウダは、1949年2月22日にオーストリアのウィーンで製紙会社を営む資産家の御曹司として生まれました。10代後半からレースで好成績をあげるも、家業を継がせたい父親に大反対されて結局勘当されてしまいます。F2で活躍後、1971年にマーチからF1デビュー、その後フェラーリに移籍して本領を発揮。1974年の南アフリカGPで初優勝すると、1975年にはチャンピオンに輝きます。1976年も順調に勝利を重ねるも、ドイツGPで悪夢が襲います。

ニキ・ラウダの走行風景(1976年のドイツグランプリ) (C)Creative Commons
ニキ・ラウダの走行風景(1976年のドイツグランプリ) (C)Creative Commons

クラッシュによってマシンが炎上し、生死をさまよった結果、辛うじて命は取りとめたものの顔に激しい火傷を負い、レース復帰は不可能と思われました。しかし、早くも6週間後のイタリアGPで奇跡の復活を果たして4位入賞。これを目のあたりにした多くのファンは、ニキ・ラウダの不屈の魂に心を奮われ、感涙しました。その後、1977年と1984年にもチャンピオンに輝きましたが、1985年にF1を引退。レースにも関与しながら、実業家としても活躍し、2019年に惜しまれながらこの世を去りました。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●三菱の技術力を結集したコンパクトカーのミラージュがデビュー!

1978(昭和53)年2月22日、三菱が三菱初のFFコンパクトカー「ミラージュ」を発表、3月1日から発売が始まりました。当時はホンダの「シビック」が先駆けとなり小型車のFF化が進んでいましたが、それに対抗する形でミラージュが世界戦略車としてデビューしたのです。

1978年に登場したミラージュ(C)Creative Commons
1978年に登場した三菱ミラージュ(C)Creative Commons
Mirage
シャープな直線基調のハッチバックのミラージュ(C)Creative Commons

ミラージュは、三菱の持つ先進技術を投入した3ドアハッチバックでした。スタイリングは直線基調でウィンドウ面積を広くとり、ヘッドライトは当時珍しい角形でした。サスペンションはフロントがストラット、リアがトレーリングアームの4輪独立懸架を採用。パワートレインは1.2L&1.4L直4SOHCエンジンと、「スーパーシフト」トランスミッションの組み合わせでした。スーパーシフトとは基本的には4速MTですが、ロー&ハイの2段切り替えの副変速機を内蔵することで、なんと8速の変速を実現したのです。

ミラージュのシートアレンジ。シフトレバーの隣にハイ&ローを切り替えるレバーがある(スパーシフト)
ミラージュのシートアレンジ。シフトレバーの隣にハイ&ローを切り替えるレバーがある(スーパーシフト)

比較的地味で堅実なクルマが多かった三菱ですが、キュートなスタイリングとカラフルなボディカラーで、若者からも支持されて大ヒットを記録しました。三菱のイメージを変えた貴重なモデルと言えますね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。