ホンダがCR-V後継となるミドルサイズSUVを開発中!? 登場は今秋か?

■ヴェゼル以上、CR-V未満のボディサイズ

2022年1月7日に原点回帰ともとれるエクステリアデザインを採用した新型ミニバン「STEP WGN(ステップ ワゴン)」を発表したホンダ

新型ホンダ ステップワゴンのエクステリア

あえて「厳つさ」を排除したシンプルな造形のフロントマスクや全体的にクリーンな印象が漂う車両デザインが、ライバル車に無い新しさを感じさせます。

そうしたなか、同社が今秋のデビューを目標にCR-V後継となる新型SUVを開発していると噂されています。

現行ホンダ ヴェゼルのサイドビュー

それによると、現行シビックと共通のプラットフォームを使用するCセグメントモデルのようで、車体サイズは現行ヴェゼル(全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm)とCR-V(全長4,605mm×全幅1,855mm×全高1,680mm)の中間に位置。

現行ホンダ CR-Vのエクステリア

パワーユニットは1.5Lガソリンターボと2.0Lハイブリッドのe:HEVが設定される模様で、コンパクトながらも上級モデルのCR-Vと同等の室内スペースを確保しているようです。

上質なインテリアや、荷室長・動力性能・走行安定性などでヴェゼルを凌ぐ可能性も。

気になる車両価格はハイブリッドモデルが300万円台前半に収まると予想され、サイズ面からもトヨタRAV4やマツダCX-5などがライバルになりそう。

●2022年10月デビューが濃厚!

ちなみにホンダは昨年末に海外でも「BR-V」のフルモデルチェンジを約6年ぶりに発表しており、今年1月に発売(約221万円~)したばかり。

さらにコンパクトモデル「HONDA SUV RS Concept」を昨年末に公開するなど、海外でもSUV開発に力を入れています。

ホンダが開発中のCセグメントSUV(筆者予想)

そんな同社が新たに開発中のSUVは、近年の欧州車にみられる個性的なフロントマスクに加え、走りで定評のあるシビックをベースにストロングハイブリッド化するようなので、性能面でも大いに期待できそうです。

今後のホンダの動きが注目されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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