明けましておおめでとうございます。12年目のクリッカーは多様性とコミュニケーションを目指します

■新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2010年12月ローンチしたクリッカーは今年で12年目となります。

当時は日産リーフがデビューした頃で、いよいよ電気自動車時代の幕開けか?とも言われました。ちょうどその11年後の2021年12月、いよいよトヨタが電気自動車の計画値について大きく発表したのが昨年を締め括る自動車メーカー発のニュースとなったと言えます。

今後投入が予定されるトヨタの電動車両と豊田章男社長
今後投入が予定されるトヨタの電動車両と豊田章男社長

翻ってユーザーサイドの動きとしては、クラシックカーと言えるほどでもない旧車の価格高騰がこのところのトピックスに思えます。伊藤かずえさんが30年以上乗り続けたシーマを日産がリフレシュするとか、初代ロードスターに始まったメーカーによるレストアパーツ製造はトヨタにも波及し、スープラやランクルにも展開されています。

ドリフト競技中の「ハチロク」と呼ばれるAE86型のトヨタカローラレビン
ドリフト競技中の「ハチロク」と呼ばれるAE86型のトヨタカローラレビン
ドリフト車両は大きくハンドルが切れるような改造を施すのが一般的
ドリフト車両は大きくハンドルが切れるような改造を施すのが一般的

昨年お邪魔した「AE86 Drift Champions Cup ~AE86日本一決定戦~」でお聞きした話では、クラッシュしてしまった車両でも数百万の値で取り引きされることがあるそうです。

電動化とかSDGsとかと、ドリフトや旧車など、同じクルマの話題としても、大きな開きがあるようにも感じますが、どちらも興味深かったり、面白い話題だと感じます。

多様化が当たり前の世界で、自動車の楽しみもまさに多様化していると言えるのでしょう。

そんな世の中のニーズにも応えられるよう、間口を広げ、2022も様々なニュースを今後もお届けしていきたいと思います。

オールシーズンタイヤ「グッドイヤー・アシュアランス ウェザーレディ」
オールシーズンタイヤ「グッドイヤー・アシュアランス ウェザーレディ」

また、昨年末に募集を開始した、オールシーズンタイヤの読者モニター企画など、ユーザーとの接点も作り出し、読者コミュニケーションにもなる媒体を目指して参ります。

2022年のクリッカーもよろしくお願いいたします

(クリッカー編集長 小林和久)

 

 

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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