どしゃ降りの中颯爽と♪ホンダ シビック タイプR新型、開発順調!

■過去最大と思われるリヤウィングを装備、駆動方式は前輪駆動

2022年内の登場が確実視されている、ホンダの高性能ハッチバック「シビック タイプR」のプロトタイプを捉えました。

ホンダ シビック タイプR_001
ホンダ シビック タイプR 新型プロトタイプ

先日は、ニュルブルクリンクにて高速テストを目撃しましたが、今回は欧州の公道で、雨中を水しぶきを上げてテスト走行しているシーンに出くわしました。プロトタイプはナンバー「T 494」を付けており、ここ最近捉えた車両と同一か、ナンバーを揃えていると思われます。

開発車両のボディに無数の「R」の文字と、過去のシビックタイプRの輪郭が溶け込んだデザインを用いているのも、ホンダの「R」へのこだわりが見えます。

プロトタイプには、大きなリムと小さなサイドウォールのスポーティなタイヤを装着、赤いブレーキキャリパーはブレンボ製で、タイヤはミシュラン製です。

ホンダ シビック タイプR_004
ホンダ シビック タイプR 新型プロトタイプ

次期型ではスリーテールパイプデザインを維持しますが、中央のエキゾーストは、両サイドよりかなり大径なのが特徴で、ディフューザーをカモフラージュ、過去最大と思われるリヤウィングが装備されています。

パワートレインに関してはハイブリッド化は見送られ、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。6速マニュアルギアボックスと組み合され、駆動方式は前輪駆動を維持すると見られます。

これまで最高出力は300ps~310ps程度と見られていましたが、最新情報によると最高出力320ps・最大トルク400Nmと予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる