ダッジが新型SUVを予告。アルファロメオ「トナーレ」との関係とは?

■切れ上がるLEDデイタイムランニングライト、3連ヘッドライトユニットなど装備

新ブランド「ステランティス」傘下のダッジは、新型クロスオーバーSUVのティザーイメージ4点を初公開しました。

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ダッジ 新型クロスオーバーSUV ティザーイメージ

ステランティスは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)とPSAグループの統合によって誕生した会社で、傘下にアルファロメオ、ダッジ、マセラティ、ジープなどが存在しています。2021年内には10車種の電動車両をラインアップすると発表されています。

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ダッジ 新型クロスオーバーSUV ティザーイメージ

公開されたティザーイメージは、暗いムードの照明とカモフラージュにより多くが隠されています。中国の広州汽車集団(GAC)のクロスオーバーSUV「GS 5」改良型のようにも見えますが、いくつかの相違点も見られます。

フロントエンドには、「GS 5」よりはるかにコンパクトなグリルを装備しているように見えますが、意図的なトリックの可能性もあると思われます。また、廃止されたダッジ「ジャーニー」の大胆な黒い台形グリルを思い出させるデザインでもあります。

ほかには、切れ上がるLEDデイタイムランニングライト、3連ヘッドライトユニット、LEDストリップテールライトなど、GS 5と同様のデザインがみられることからも、ダッジが「GAC」バッジを独自ブランドに置き換える可能性もありそうです。

ダッジは詳細を発表していませんが、GAC GS5は、最高出力150ps・最大トルク234Nmを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、大型車ではあまり一般的でなくなっている6速オートマチックギアボックスと組み合されています。

この新型SUVの発表時期は不明ですが、市販型ではアルファロメオの新型SUV「トナーレ」とプラットフォームを共有する可能性もあり、親密な関係になりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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