グッドイヤーから氷上コーナリング性能とブレーキング性能、耐摩耗性を高めた新スタッドレスタイヤ「ICE NAVI 8」が登場

■同シリーズ初となる左右非対称パターンを採用

スタッドレスタイヤは、降雪地域によっては1年の半分を装着するだけに、サマータイヤと同じくらい重要な選択になります。雪上、氷上などの性能だけでなく、耐摩耗性や乗り心地なども気になるところです。

2021年7月21日、日本グッドイヤーは2021年8月2日から「ICE NAVI 8(アイスナビ エイト)」を発売すると発表しました。

グッドイヤー (アイスナビ エイト
グッドイヤーの「ICE NAVI 8」が発売

発売サイズは全69サイズで、価格はオープンです。

新製品の「ICE NAVI 8」は、従来品である「ICE NAVI 7」の後継モデル。1997年に初代が発売されてから20年以上、日本の冬道を走り続けた「ICE NAVI」シリーズに最新モデルが登場します。

同シリーズは、雪上や氷上の冬性能だけでなく、ライフ性能や新たな軟化剤の使用による柔軟性の持続など、高次元でバランスが取られたプレミアムスタッドレスタイヤという位置づけ。

「ICE NAVI 8」は、同シリーズ初となる左右非対称パターンが採用されています。左右非対称パターンにより氷上コーナリング性能が5%向上。

グッドイヤー アイスナビ エイト
グッドイヤー「ICE NAVI 8」のサイズ一覧

さらに、エッジ成分増加とコンパウンドの改良で氷上ブレーキ性能が従来品から8%向上し、柔軟性もより持続したそう。

また、タイヤ接地面で溝が占める比率である、LAND比をアップしながら、雪上性能は同等レベルがキープされています。耐摩耗性も従来品よりも3%向上し、長い期間使うケースも多いスタッドレスタイヤにとってうれしい性能アップが盛り込まれています。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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