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■NERV災害対策車両3号機のベースはエクリプス クロスPHEV
●実際に災害時の通信をサポートするサービスや災害情報を通知するアプリを開発するNERV
特務機関NERVを運営するゲヒルン、三菱自動車は、災害による長期停電や通信網途絶に備え、「防災情報配信サービスの継続」と「近隣自治体への支援」を目的とした「特務機関NERV災害対策車両」を共同製作しており、2021年6月にはその3号機がロールアウトしました。
特務機関NERV災害対策車両の3号機はエクリプス クロスPHEVをベースに製作されます。2.4リッターエンジンにプラグインハイブリッドシステム(PHEV)を組み合わせたSUVで、フルタイム4WDの進化版であるS-AWCにより、あらゆる路面で意のままの操縦性が発揮されます。
そしてプラグインハイブリッドシステムは走行時に走行モーターに電気を送るだけではなく、100V電源を1500Wの出力で給電することが出来るのです。
被災地での活動に欠かせない機動性と安全性能、環境性能、給電機能が評価され、NERV災害対策車両に選定されたのです。
ところで特務機関NERVを名乗るこの組織はいったい?と思われる方もいらっしゃるでしょう。「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織「特務機関NERV (ネルフ) 」を名乗るTwitterアカウントとして2010年にスタートし、様々な警報や防災情報をリアルタイムで発信。2011年3月に発生した東日本大震災を機に認知が広がり、以降、エヴァンゲリオン版権元に公認されたTwitterアカウントとして活動を続けています。
2019年9月1日、防災情報を国内最速レベルで配信するiPhoneアプリ「特務機関NERV防災」をリリース。同年12月にAndroid版を提供開始しています。
さらに、2019年12月、アウトランダーPHEVで災害対策車両を製作したことにより、電気や通信サービスを直接被災地に届けるという、よりリアルな活動に一歩を踏み出しています。
運営はITセキュリティ会社ゲヒルン。特務機関NERVの防災情報配信サービスの継続に影響がない場合には、被災地へ出動して災害対策本部や避難所の支援を行います。
また、内閣府準天頂衛星システム戦略室から貸与された衛星安否確認サービス「Q-ANPI」の衛星通信端末を装備。
災害時の避難所情報を、日本版GPSともいえる衛星システム「みちびき」経由で管制局に集約し、安否確認や避難所運営を支援しています。
●オールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」で突然の雪にも対応!
特務機関NERV災害対策車両が被災地での活動を支えるうえで、最も重要な部分の一つと言えるのがタイヤです。
特務機関NERV災害対策車両 3号機のベース車両であるエクリプス クロスPHEVのS-AWCがいかに優れていようとも、その駆動力を伝えるタイヤが脆弱では災害対策活動は行えません。
特務機関NERV災害対策車両3号機ではあらゆる天候に対応できるTOYO TIRESのオールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」を装着し、突然降りだした雪にも駆動力を発揮します。
センターグルーブより外側がドライ&ウェット性能を発揮する部分、イン側が雪に対応した部分となっています。
この非対称デザインにより年中履き替えることなく、ドライ・ウェット・スノー路面まで走行可能。1本のタイヤでまさにオールシーズン、全天候を制覇します。
被災地へ向かう際、突然の天候の変化で活動が出来ない状況となっては、災害対策として意味を成しません。特務機関NERV災害対策車両 3号機はTOYO TIRESのオールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」を装着することであらゆる天候に対応し、被災地へ急行できるのです。
なおアウトランダーPHEVをベースとした特務機関NERV災害対策車両 2号機では、オフロードなどの未舗装路と舗装路の走行性能を両立したTOYO TIRES OPEN COUNTRY R/Tを装着。
クルマが入ることのできるあらゆる地形に対応し、災害対策を行っていきます。
●レースクイーン永原芽衣ちゃんが3号機を紹介!
TOYO TIRESのオールシーズンタイヤ「CELSIUS(セルシアス)」を装着した特務機関NERV災害対策車両 3号機を、レースクイーンの永原芽衣さんが動画で詳しく紹介していきます。
(写真・文・動画撮影・動画編集:松永和浩)
【関連リンク】
TOYO TIRES オールシーズンタイヤ CELSIUS
https://www.toyotires.jp/product/celsius/
三菱自動車公式ページ
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/NERV/?intcid2=top-pickup_091