■クリアで安全な視界を確保する「ワイパーの日」

今日6月6日は「ワイパーの日」です。日本ワイパーブレード連合会(JWF)によって制定されました。6月はワイパーがよく使われる梅雨の時期であり、またワイパーが2本1組であることから同じ数字が並ぶ6月6日が選ばれました。JWFは、年1回の点検・交換を推奨していますが、最近のワイパーは性能が良くなったので劣化してバリバリと音が出る不具合がなくなりましたね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

2019年の6月6日、トヨタとスバルがEVの共同開発を行うことで合意。トヨタの電動化技術とスバルの4WD技術を融合させるのが狙いです。2021年5月に、スバルは2022年発売予定の新型SUV・EVの名称を「ソルテラ」に決定したことを発表しました。これが、EV共同開発の初めてのモデルとして注目されています。
また2013年6月6日、日産が軽乗用車「デイズ(DAYZ)」を発表、発売しました。


従来日産は、軽については「モコ」のようにOEM供給で自社ブランドとして発売していました。そこで自社開発のため、2011年6月三菱自動車と共同で軽を企画・開発する合弁会社「NMKV(Nissan Mitsubishi Kei Vehicle)」を設立。その成果の第1弾のモデルがデイズであり、同日発売した三菱の「eKワゴン」は兄弟車にあたります。

デイズは、衝突安全強化ボディ「RISE」を適用、基本骨格に高張力鋼板を多用した軽量・高剛性のハイトワゴンです。ファミリー層をターゲットに、アラウンドビューモニターやタッチパネル式オートエアコンなどの便利な機能も充実。パワートレインは、三菱が新開発した3気筒DOHC660ccエンジンと副変速機付CVTを組み合わせ、8月にはターボ車も追加設定されました。また燃費改善のため、ボディの軽量化や空力改善、各種のフリクション低減技術、コーストストップ機能付きアイドルストップ機構などを採用し、トップレベルの燃費を達成しました。

デイズは、発売1ヶ月で受注が約3万台を超え、7ヶ月で販売台数が10万台に達する大ヒットになりました。しかし、2016年に三菱の燃費不正が発覚し、一時期販売停止に追い込まれ、販売台数は落ち込んでしまいました。その後、燃費の申請値を修正し徐々に人気は復活し、現在はハイトワゴンではトップ3に入る人気を誇っています。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)