■手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」の誕生日
4月7日は、「世界保健デー」です。1946(昭和21)年のこの日に「WHO(世界保健機関)」が設立されたことに由来します。日本がWHOに参加したのは、その5年後でした。これまで、世界的に流行したポリオや天然痘などの根絶に大きく貢献したそうで、コロナでも頑張ってほしいですね。
また、今日は「鉄腕アトム」の誕生日です。1951年4月から、月刊誌「少年」に鉄腕アトムの連載が始まりました。鉄腕アトムは、「漫画の神様」手塚治虫のSF漫画の名作ですが、この中でアトムは2003年4月7日に天馬博士によって作られた(誕生した)ことになっています。10万馬力の空飛ぶ鉄腕アトムが悪者を退治する、ヒーローものの元祖的な存在です。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2015(平成27)年4月7日、日産は「エクストレイル」にハイブリッドモデルを追加することを発表しました。
初代エクストレイルは、2000(平成12)年にデビューしました。本格的なオフロード4WDながら比較的低価格な設定が、アウトドアを楽しむ若者を中心に人気となり大ヒットしました。2007年登場の2代目では、世界で初めて「ポスト新長期規制」をクリアしたクリーンディーゼルを追加。2013年の3代目は、それまでのオフロード走行から市街地のオンロード走行を重視したクロスオーバーSUVへと変貌しました。
そして2015年のこの日、ハイブリッドモデルが追加設定されました。ハイブリッドシステムは、「フーガ」などで採用されている(1モーター/2クラッチ)パラレル方式。これは、エンジンとトランスミッションの間にモーターを挟み込む方式で、モーターの前後に2つのクラッチを配備しているのが特徴です。その2つのクラッチの制御によって、EV走行時にはエンジンを、エンジン走行時にはモーターを切り離して効率の良い走行を実現します。ハイブリッドが、モーターアシストによる優れたレスポンスと高トルク、さらに低燃費という新たな武器をエクストレイルにもたらしました。
SUVは、広い室内空間とオフロード走行を得意とする本格SUVと、セダンのような都会的な多目的SUVに大別できます。エクストレイルは、その両者を上手く融合させた、バランスさせたSUVではないでしょうか。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)