家族も家計も納得の総合性能!自動車評論家パパ&ママと娘さんがグッドイヤーのミニバン専用タイヤをインチアップで試した【エフィシェントグリップRVF02試乗】

■今、乗りに乗っている自動車評論家夫婦&娘ちゃんがミニバン専用タイヤをヴェルファイアでチェック

橋本一家イメージ富士山
エフィシェントグリップRVF02を履いたヴェルファイア。箱根までのドライブで、高い評価が下された

グッドイヤーの最新ミニバン専用タイヤ「エフィシェントグリップRVF02」。その高性能さがあちこちで話題になっています。ミニバン専用タイヤなので、当然のように乗り心地などを重視した設計になっているのですが、それに加えてハンドリングやグリップ性能についてもハイレベルなものとなっているのが特長。

エフィシェントグリップRVF02たいや全景
ヴェルファイア・ハイブリッドは16インチまたは17インチが標準だが、今回の試乗車は235/50R18サイズにインチアップ

そんな、家族の満足に加えて、走り好きのパパさんも満足させるというウワサの「エフィシェントグリップRVF02」を、自動車メディア界を代表するオシドリ夫婦の橋本洋平さん&まるも亜希子さん夫婦とその愛娘である6歳の和奏(わかな)ちゃんが「エフィシェントグリップRVF02」を装着したトヨタ・ヴェルファイアでのドライブでその真価を探りました。

●乗り心地良く静かで家族の会話も弾む!

まずは、乗り心地や経済性などに厳しいママ目線での評価はどうなのでしょう。雑誌やWeb媒体への執筆をはじめラジオ、テレビ、トークショーなどへの出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務めるまるも亜希子さんの感想をおとどけします。

まるも亜希子プロフィール
まるも亜希子さんはしっかり者の主婦目線と、娘を愛するママ目線の両サイドからチェック

<運転も家族も大好きママ、まるも亜希子のインプレッション>

「ドライブが大好きでご機嫌な娘とともに、まずは後席に座りました。走り始めてすぐに感じたのは、路面の段差を乗り越えるときの穏やかな挙動です。ゴツンという大きな衝撃を伝えにくく、振動がすぐに収まる印象なのは、トレッド内部のベルトやオーバーレイヤー、サイドのプロファイルを最適化したからなのでしょう。

エフィシェントグリップRVF02サイド
タイヤ内部の構造を最適化することで、乗り心地を向上

その印象は速度がアップしていっても変わらず、乗り心地の良さに感心しました。ミニバンの後席は不快な振動が大きいことも多いのですが、これなら、ドライブ中に娘が飲み物を飲む際なども、衝撃でこぼしたりすることがなくなるはず。

また、もう一つ驚いたのは高速道路に入っても車内が静かで、運転席と後席でも会話がしやすいことでした。ロングドライブでは娘が退屈してくると音楽や動画を楽しむことも多いので、この静粛性の高さも嬉しいところです。

後席から運転席へと移って、夫と運転を代わってみます。直進はもちろんカーブでもグラッとくるような不安がまったくないので、運転しやすく安心感が高いと実感。大切な家族を乗せるので、こうした安心感は欠かせません。摩耗性能が向上していて長持ちするし、低燃費性能も優秀ということで、少しでも無駄な出費を抑えたい家計にもありがたいタイヤです」。

エフィシェントグリップRVF02走り2
運転しやすいだけでなく、経済性も高く家計にも優しいタイヤ

●まるでスポーツセダン?と思うくらいの安定性

では、スポーツカー大好きだけど家族も大事なお父さんの代表として、学生時代は機械工学を専攻したうえ、2019年の「86/BRZ Race クラブマンEX」でシリーズチャンピオン獲得の実績もある走り系評論家、橋本洋平さんのレポートをお届けしましょう。

橋本さん 運転席
走り系の評価担当はパパの橋本洋平さん。確かな運転技術と的確な科学的分析を行う

<走り大好きパパの代表、橋本洋平のインプレッション>

「ステアリングをわずかに切り込んだ瞬間、ドッシリとした手応えが伝わってきます。これが本当にヴェルファイアなの? ロールを開始し、ボディがそれなりにロールするような状況になっても、そのシッカリとしたフィーリングは変わらず。まるでスポーツセダンかと思うくらいの安定性でコーナーを駆け抜けてくれます。

ヴェルファイア走り
タフで知られる箱根ターンパイクも軽快に走ることができた

これなら『ドライビング好きお父さんの墓場』と言われる(笑)ミニバンだって走りを愉しめますね。今回の試乗車はインチアップしていたこともあって、応答性がさらに優れている感覚があるからなおでした。

エフィシェントグリップRVF02パターン
アウト側のブロックを大型化したパターンデザイン。4本の縦溝がウエットでも高い性能を確保する

アウト側のブロックを大きくし、従来より13%もランド比をアップさせたこと、そして新形状ラウンドサイドウォールとの組み合わせはなかなか絶妙。微操舵から切り込み応答までクセのない一定したフィーリングで、対角ロールも見事に収めることに成功したこのタイヤは、ミニバン用タイヤとしては最強のグリップといっていいでしょう。

そこまで必要ないだろうという人もいるかもしれませんが、おかげでダブルレーンチェンジなどの緊急回避性能もかなり高いから安心。以前、テストコースでそれを行った際、瞬時に障害物を避け、復帰する際も無駄な動きが残らないところが印象的でした。安全性はかなり高いと言えます。

それでいてライフは22%も向上しているそうで、試乗後の摩耗肌を見ても均等に減っていました。これぞ接地圧が分散されている証であり、だからこそ長持ちするのでしょう。ハイト系ミニバンはショルダー部に負荷がかかりやすく、そこがダメになり交換となることが多いけれど、このタイヤなら心配なさそうです。運転が楽しく、そしてお財布に優しいことは、ドライビング好きのお父さんにはかなり嬉しいタイヤだということですね」。

●「ママ、運転うまくなったんじゃない⁉」

エフィシェントグリップRVF02高速走り
見晴らしのいい高速道路などを静かに走れるのはファミリーミニバンに必須の要求性能

普段の快適性と経済性のよさを感じたまるも亜希子さんですが、最後に娘さんの和奏ちゃんの感想も聞き取ってくれました。2021年の4月から新1年生の和奏ちゃんは、父親のレース応援のために1歳のときにすでに全国の主要サーキットを訪れた経験があるという、日本の自動車界にとって超有望な人材です。

橋本一家車内
「静粛性の高いタイヤは、車内での会話も増える」と試乗後に語る一家

<ピカピカの1年生! 和奏ちゃんのインプレッションは???>

「高速道路のグルっと回るところ(編集部注:首都高大橋JCT)で、グゥッーーとすごかった。ママ、運転うまくなったんじゃない?(ママ注:ママは最初からうまいのよ)。いつもスピードがいっぱいでる下りも怖くないし、ドライブ楽しいなあ。富士山もお花もすごくきれい。びっくりすることがないからお外をよく見ていられるし……zzz(ママ注:いつもより早く寝ちゃいました)」。

≪エフィシェントグリップRVF02の詳細はコチラ≫

●グッドイヤー「エフィシェントグリップRVF02」に家族全員が納得したのは走り、エコ、静かさ、乗り心地の高バランス

エフィシェントグリップRVF02」
エフィシェントグリップRVF02

橋本家のフィーリングチェックでは、パパ、ママ、娘の和奏ちゃんのだれもが納得する性能を披露してくれたグッドイヤーのミニバン専用タイヤ「エフィシェントグリップRVF02」。その基本的な紹介をしておきます。

エフィシェントグリップRVF02 先代との比較
イーグルRV-Fと比べると各種性能がグレードアップしていることがよくわかる

「エフィシェントグリップRVF02」はイーグルRV-Fの後継として登場したミニバン専用タイヤです。イーグルというのはグッドイヤーのなかではスポーティなブランドで、その後継ということもあり橋本洋平さんが感じた走りの性能の部分をしっかりと受け継いでいます。

 

エフィシェントグリップRVF02接地分圧
接地圧の適正に分布することで、摩耗を平均的にし、摩耗時も新車時と同等のパターンを維持

しかしながら、ミニバンユーザーが求める性能はそこにとどまらず非常に多岐に及びます。ファミリーユースで重要視されるノイズも大幅に低減。パターンノイズについては14%、ロードノイズについては9%のダウンを図ったほか、突起乗り越し性能については8%の向上が図られています。また、ライフ性能も大幅に向上。「エフィシェントグリップRVF02」のライフ性能は従来型のイーグルRV-Fに比べて22%も向上しています。さらに、転がり抵抗は12%低減となり、燃費性能もグッと引き上げられているというまさに万能性能が高いタイヤとなっています。

エフィシェントグリップRVF02
グッドイヤーエフィシェントグリップRVF02サイズ20-17インチ
グッドイヤーエフィシェントグリップRVF02
グッドイヤーエフィシェントグリップRVF02サイズ16-13インチ

橋本一家イメージ2

≪エフィシェントグリップRVF02の詳細はコチラ≫

(レポート:橋本洋平・まるも亜希子・和奏ちゃん/まとめ:諸星 陽一/写真:平野 学)

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この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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