ミニバンの快適性、燃費向上に寄与するグッドイヤーの「EfficientGrip RVF02」が新登場

■パターンノイズ、ロードノイズを低減

休日のサービスエリアで多く見かけるのはミニバンで、ファミリー層を中心に絶大な支持を集めているのはご存じのとおり。SUVと比べると新型モデルの発売は少ないものの、ニーズは根強いものがあります。

グッドイヤー エフィシェントグリップ アールブイエフゼロツー
グッドイヤーのミニバン専用タイヤ「EfficientGrip RVF02」

日本グッドイヤーは、そのミニバンの走りを支えるミニバン専用タイヤ「EfficientGrip RVF02」(エフィシェントグリップ アールブイエフゼロツー)を2021年3月1日に発売すると発表しました。発売サイズは全40サイズで、価格はオープン。

今回、発売されるグッドイヤーの「エフィシェントグリップ」シリーズは、トータルバランスを重視した乗用車向けのブランド。

スタンダードクラスの「EfficientGrip ECO EG02」、ミッドクラスの「EfficientGrip Comfort」、ラグジュアリークラスの「EfficientGrip Performance」があり、今回の「EfficientGrip RVF02」が加わることで、より多くの車種に対応することになります。

グッドイヤー エフィシェントグリップ アールブイエフゼロツー
ショルダーピッチ数の比較

「EfficientGrip RVF02」は、ミニバンの特徴である、車高の高さによる横揺れの軽減、車内の静粛性の向上が盛り込まれていて、快適性の向上を実現したとしています。転がり抵抗も軽減させたことで、全40サイズで転がり抵抗性能が「AA」になり、経済性の向上も達成。

具体的には、ピッチ数の最適化によりパターンノイズが14%低減され、会話や音楽がより楽しめる車内空間をもたらします。また、接地形状の最適化でロードノイズが9%低減され、ガタつきのあった接地形状を、滑らかになるよう最適化。路面へ徐々に接地するために衝撃が緩和され、静粛性向上に寄与するといいます。

さらにトレッド内部のベルトおよびオーバーレイヤーとサイドのプロファイルを最適化することで路面からの衝撃を緩和し、上質な乗り心地を実現したとしています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる