日産が普段使いから趣味に対応する簡易キャンパー・3モデルを「ジャパンキャンピングカーショー2021」に出展

■「NV350キャラバン マルチベッド」「NV200バネット マルチベッドワゴン」「セレナ マルチベッド」を披露

2021年3月29日、日産自動車は4月2日から開催される「ジャパンキャンピングカーショー2021」に、「NV350キャラバン マルチベッド」「NV200バネット マルチベッドワゴン」「セレナ マルチベッド」を出展すると発表しました。

日産自動車 キャンピングカー
日産の簡易キャンパー「NV350キャラバン マルチベッド」「NV200バネット マルチベッドワゴン」「セレナ マルチベッド」を出展

この3モデルは、普段使いと車中泊に対応する1台2役を担えるのが特徴。オートキャンプやマリンスポーツ、釣りや登山など、多様な趣味の相棒としてだけでなく、災害時などには、一時的な避難場所として使用することも可能です。

3モデル共に多彩なシートアレンジや収納式のベッドシステムを備えることで、日常では通勤や送迎、買い物などに使い、アウトドアなどでは、高い実用性と快適なキャビンを確保できます。

日産 NV350キャラバン マルチベッド
「NV350キャラバン マルチベッド」のラゲッジスペース

「NV350キャラバン マルチベッド」は、ラゲッジスペースに左右跳ね上げ式のベッドシステム、硬質のフロアパネルを装備することで、車内での快適な休憩や宿泊のための機能を確保しながら積載性も兼ね備えたモデル。

ベッドはラゲッジ全面にわたって展開できるほか、左右に独立させた状態での使用にも対応。これにより、大きめの荷物にも対応します。また、ベッドをベンチとして、オプションのテーブルと組み合わせて使うこともできます。

アウトドアスポーツや大きなギヤやアイテムを使う趣味はもちろん、コロナ禍の中、テレワークの仕事部屋などとしても使えます。この3台の中では最も大きなキャビン、ラゲッジを備えるため「ワーケーション」にも対応するモデルといえそうです。

日産 NV200バネット マルチベッドワゴン
5ナンバー登録になるワゴンをベースとした「NV200バネット マルチベッドワゴン」

狭い道路や駐車場事情でも扱いやすい「NV200バネット マルチベッドワゴン」は、ワゴン2列シート仕様のグレードがベース。先進安全装備も充実していて、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」「ハイビームアシスト」「LDW(車線逸脱警報)」「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」などが用意されています。

ほかにも、「マルチベッドワゴン」専用ボディカラーが設定されていて、趣味のフィールドでも都会の街並みの中でも個性が光る2種類のパステル調2トーンカラーを追加。専用2トーンカラー仕様は、ボディカラーに合わせた色のベッドシステムとフロアパネルを選択することもできます。さらに、ベッド横で食事などに使用できるテーブルもオプション設定されています。

日産 セレナ マルチベッド
普段使いに最適なミニバンでありながら車中泊可能な「セレナ マルチベッド」

そして、5ナンバーサイズを基本とした箱型ミニバンの「セレナ マルチベッド」は、セレナで好評の「XV」「ハイウェイスターV」「e-POWER XV」「e-POWER ハイウェイスターV」グレードがベース。

いずれも人気のオプション「防水シート」が標準装備されていて、ベッドボードにはシートと同じ防水性のある素材を使用。キャンプやアクティビティなどのシーンでも汚れが拭き取りやすく、容易に手入れができるのが魅力です。

塚田 勝弘

【関連リンク】

ジャパンキャンピングカーショー 2021公式サイト
https://www.jrva-event.com/jccs/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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