子供の頃こんな場所があったら絶対楽しめたハズ!手ぶらでOKのつくばラジコンパーク誕生!

■気軽に親子でも楽しめるラジコンのテーマパーク

初めて運転した「クルマ」がラジコンという人も多いのでは?
初めて運転した「クルマ」がラジコンという人も多いのでは?

我々オヤジ世代が子供の頃、必ずと言っていいほど憧れたのがラジコンです。けど、うまいことお年玉を貯めて買えたとしても、走らせる場所がただの駐車場みたいなところでは、すぐ飽きちゃうんですよね。当時こんな場所があったらな…というところが、つくばにありましたよ。

1989年に誕生し、ラジコン界ではちょっとした聖地でもあるラジコン専用サーキット「谷田部アリーナ」が、「つくばラジコンパーク」としてリニューアルし誕生しました。

施設全体の名称はつくばラジコンパークといい、ホビーラジコン用サーキットが「つくばラジコンアリーナ」、そして今回レンタルラジコン用施設「つくばラジコンランド」を追加してのオープンとなったわけです。

五十嵐立青つくば市長。
五十嵐立青つくば市長。

オープニングセレモニーに訪れた42歳の五十嵐立青つくば市長は、「同年代の方が子供の頃、お小遣いを溜めて買ったラジコンを走らせる場所がなく、壊してしまい、その後ラジコンには戻ってこなかった」というエピソードを紹介。つくばラジコンパークみたいな場所が当時あったら彼は趣味が続いたかも知れないし、モノづくりに目覚めたかも知れない、という教訓を語ってくれました。

そんなラジコンパークですが、ホビーラジコン向けの「つくばラジコンアリーナ」は、基本的にはラジコンを趣味としている人が、自分の愛車(愛機?)をもちこんで腕を磨いたり、大会が開催されたりする、いわば本格サーキット。

誰もがやってみたい建機。
誰もがやってみたい建機。

いっぽうレンタルラジコン用の「つくばラジコンランド」は、手ぶらで親子で遊びに来て、その場にあるレーシングマシン、ドリフトマシン、オフロード、建機、クローラ、戦車などで好きなだけ遊ぶことができます。言わば、遊園地のゴーカート感覚でしょうか。レンタル利用中は、プレイするラジコンの入れ替えも自由。飽きるまでやって大丈夫ですが、5種類もあるコースをそれぞれのマシンを使いこなし制覇するのはそうそう簡単ではなさそうです。

レンタル料金は最初の1時間が1000円、延長は15分500円。回数券もあります。

鈴木茂樹ヨコモ代表取締役社長。
鈴木茂樹ヨコモ代表取締役社長。

このラジコンパークを運営するラジコンメーカーであるヨコモの代表取締役社長鈴木茂樹氏は、ラジコンの頂点を極めるだけでない、幅広い層に向けてラジコンを楽しんでもらいたい。そのためにラジコンランドなどで遊んでいただき、ラジコンを趣味としてもらえるようになっていって欲しい、とのことです。

ラジコンランドで遊べるラジコンたち。
ラジコンランドで遊べるラジコンたち。

少子化とか人口減少とか言われますが、ラジコンって必ずと言えるほど子供はやりたがるもんです。きっかけさえ与えると、ハマる子も多いと思います。といいつつ、お父さんがハマってしまうことも多そうですね。

【つくばラジコンパーク】
〒305-0861 茨城県つくば市谷田部4385-2
Tel 029-896-3888 Fax 029-896-3889
e-mail info@teamyokomo.com

営業日:年中無休(年末年始を除く)
営業時間:9:00~18:00

(clicccar編集長:小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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