横に乗ってみたい? いや乗りたくない? バハ1000優勝ドライバーが市街地で激走!【動画】

■これぞエクストリーム! 寒気がするほどスリリング

これヤバいわ。ひさしぶりにヤバいの見た。あのね。これ、「スゲー、かっこいい!」って思って見るんだろうけど、横に乗ることを想像してみて!

このスピードだよ。この道路だよ。涙目になるよ。チビるよ。「このひとはバハ1000の優勝者だから大丈夫なはずだ」って自分に強く言い聞かせてないと、正気を保てないよ!

爆走するトロフィー・トラック
空に向かって(つまり向こうは崖)全開ドリフトしていくクルマに乗るのが、どんなに怖いことか!

これはアメリカのTOYOタイヤの動画です。ビキニ美女たちと余暇を楽しんでいるパリピ青年は、TOYOタイヤがサポートして昨年のSCORE BAJA1000で優勝したドライバー、アラン・アンプディア選手。

ところがスマホにメッセージが来て、一緒にいるグラミー受賞ラッパー、リル・ジョンを、急いでライブハウス(?)Papas & Beerに送り届けないといけないことになります。そして乗り込んだのは、バハ1000でも走ったトロフィー・トラックです!

パリピ美女と休暇中
ここもエンセナーダなんだと思いますが、いいところですね。リゾート地かな?

舞台はまさにSCORE BAJA1000のスタート&ゴール地点となったメキシコのバハ・カリフォルニア州の街エンセナーダです。登場するアラン・アンプディア選手はこの町出身のドライバーなんですね。

でね、いまどきストリートをドリフトで爆走するエクストリーム動画というのはそんなに珍しくないんですが、これはスゴい。

まず、道路が荒削りなんですね。舗装路もあるけど未舗装路も多い。そして起伏が大きくて狭い路地も多い。そこをトロフィー・トラックの競技車両で全開走行するわけです。

ジャンプからの着地
こんな着地しちゃってますけど、これでいいんですかね?

このトロフィー・トラックの性能がすごい。よく曲がるしトラクションかかるし。またロングジャンプをするにはちょっと重量配分がフロントヘビーなようで、着地のときにけっこう前のめりになっちゃうあたりがよけいにハラハラするんですが、でもおかまいなしに全開走行です。

助手席のリル・ジョン
助手席のリル・ジョンは「オホホー」とか言って喜んでますが。「いぃいいい」って顔が引きつった場面もきっとあると思います。

それもね、路面の凹凸があるところでジャンプするくらいだったら、まだいいんですよ。マジで小さな谷を跳んじゃうからね。このひと。

街外れでジャンプ
「ここを跳ぶのか!?」っていうところでジャンプします。

そして、先が見えない崖っぷちの道路でも全開ドリフトです。これは、慣れていない素人が横に乗ったら神様に祈りたくなるシチュエーションです。なんかほとんどアクセル全開のまま、クルマをどうにでもコントロールできちゃう感じですね。

ともあれ、動画の長さも凝縮されていてちょうどいいし、内容は超スリリングだし、ムダなBGMもないし、最後にはビハインド・ザ・シーンの映像も入ってるし、すごく楽しめるエクストリーム動画の傑作です。それでは動画本編をどうぞ。

(まめ蔵)

【関連記事】
SCORE BAJA(バハ)1000の優勝はTOYO TIRESのAlan Ampudia(アラン・アンプディア)、SCORE BAJA 2019シリーズはTOYO TIRESのAndy McMillin(アンディ・マクミラン)
https://clicccar.com/2019/11/26/933724/

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
続きを見る
閉じる