ランボルギーニ初のハイブリッドモデル・シアンに史上最速オープン「スパイダー」設定の可能性

■0-100km/h加速2.8秒、最高速度350km/hのハイパフォーマンス

ランボルギーニはフランクフルトモーターショー2019にて、同社初のハイブリッド・スーパーカー「シアンFKP 37」を発表しましたが、その派生オープンモデルとなる「シアン スパイダー」を開発している可能性が高いことがわかりました。

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ランボルギーニ シアン スパイダー 予想CG

シアンFKP 37は、「アヴェンタドール」から流用する6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンをハイチューン。34psを発生する48Vモーターと組み合わせたマイルドハイブリッドで、システム合計最高出力は819psとランボルギーニ史上最強モデルとなっています。

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ランボルギーニ シアン スパイダー 予想CG

またアヴェンタドールのような地を這う低くワイドなボディにより、0-100km/h加速2.8秒、最高速度350km/hのハイパフォーマンスを発揮します。

デザイナーのAksyonov Nikita氏から協力を得た予想CGはフルオープン状態のもので、市販型ではハードトップか折りたたみ式ソフトトップかは不明です。しかしクーペ同様の性能を維持、同社最速オープンの誕生となるでしょう。

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ランボルギーニ シアン スパイダー 予想CG

ただし、価格はシアンFKP 37の200万ユーロ(約2億4千万円)に対し、スパイダーでは240万ユーロ(約2億8千万円)程度になる可能性もありそうです。

スパイダー市販型のワールドプレミアは、コロナウイルスのパンデミックが収まれば、ジュネーブモーターショー2021での公開が予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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