■エキゾーストシステムの「トムス・バレル」は車検対応品
以前お伝えしたように、2020年1月の東京オートサロンにおいて、TOM’S(トムス)の谷本 勲社長は、「BMWに対するアルピナ、メルセデス・ベンツに対するAMGのような存在でありたい」と同社のブランド像を語っています。
とくにイメージしているのは、BMWのチューナーにして自動車メーカーとしての地位をも確立しているアルピナのようです。
つまりトムスはトヨタに対して、BMWにおけるアルピナのような存在を目指していることになり、現在はやはりGRスープラが格好の素材といえるでしょう。
このほどトムスは、GRスープラ用のスタイリングパーツ(フロントディフューザー、サイドディフューザー、リヤディフューザー)、エキゾーストシステム「トムス・バレル」を発表しました。
スタイリングパーツは6月中旬、エキゾーストシステムの「トムス・バレル」は、7月上旬から全国のトヨタディーラー、TOM’Sパーツ取扱店で販売が開始されます。
今回登場したのは、ピュアスポーツカーとしてのアイデンティティを極めるドライカーボン製エアロパーツ3点、そしてエキゾーストシステムの「トムス・バレル」。前者は、本来のシルエットに違和感なく調和しながら、よりアグレッシブなスタイリングを構築します。
後者は、パフォーマンスの向上と迫力あるサウンドをオーナーに提供し、GRスープラ用マフラーの中で厳しい国内騒音基準をクリアした、数少ない保安基準適合品。2019年発売のRZグレード(DB42型、年式:2019/5〜2020/4)に装着できます。
スタイリングパーツはいずれもドライカーボン製で、価格はフロントディフューザーが30万円、サイドディフューザーが32万円、リヤディフューザーが28万円。エキゾーストシステム「トムス・バレル」チタンテールが56万円。いずれも税抜き価格です。
街中でも少しずつ見かけるようになってきたGRスープラ。ノーマルとはひと味違うレーシーなムードとサウンドを楽しめるトムスのスタイリングパーツ、エキゾーストシステムがGRスープラの選択肢に加わっています。
(塚田勝弘)