フォルクスワーゲンのEV「ID.4」の高性能モデル「ID.4 GTX」をキャッチ

■リアウィンドウが傾斜したクーペスタイル

VWが開発中の新型EVコンパクトSUV「ID.4」のハイスペック・クーペとなる「ID.4 GTX」(仮称)市販型プロトタイプを激写しました。

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VW ID4X GTX 市販型プロトタイプ

すでに公開されているプロトタイプと比較すると、フロントエンドには大型のコーナーエアインテーク、アグレッシブなバンパー、グリルを備えています。

また、ルーフスポイラーの代わりにリアスポイラーが装着されているほか、ルーフ形状、さらにCピラーまでもが異なっていることに気づきます。これまでのプロトタイプと比較しても、リアウィンドウが傾斜し、Cピラーが細いようです。またリアバンパーにはフェイクのエキゾーストパイプも取り付けられています。

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VW ID4X GTX 市販型プロトタイプ

ベースモデルのEVパワートレインは前後に電気モーターを1基ずつ搭載し、「e-AWD」モーターが追加されます。最高出力はフロントモーターが80kW(110ps)、リアモーターが150kW(204ps)、瞬間最大トルクは310Nmを発揮するとされています。一方GTXでは、大幅なパワーの向上がなされるとともに、全輪駆動は濃厚だといいます。

ID.4Xは2020年内の発表が予想されており、このパフォーマンスモデルはさらに1年以上先となる見通しです。発売されればライバルはフォード「マスタング・マッハE」あたりとなるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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