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■【2020年5月23日更新】クーペクロスオーバーにスイッチしたスタイリッシュSUV
ここでは、新型ハリアーのエクステリア・デザインについて、ご紹介します。フロントグリルにあった専用エンブレムは、車名の由来であるタカ科の「チュウヒ(宙飛)」がデザインされたものでしたが、4代目はお馴染みのトヨタ・エンブレムに戻っています。
新型ハリアーは、3代目よりもサイドウインドウの天地高が低くなり、後ろ下がりのルーフはもちろん、サイドから見ると、細くなったDピラーとテールウインドウの傾斜がより緩やか(より斜めに)斜めになった印象を受けます。
さらに、フロントフードは低く伸びやかになり、リヤフェンダーの張り出しを強調することで、クーペフォルムにスマートさと、スポーティムードを付加。後方に行くほどキャビンを内に絞り込んでいるのも特徴で、ショルダー部の張り出しが強調されています。
最近のエクステリア・デザインの流行である、シンプルな線と面の構成でありながらも、ダイナミックにボディ断面が変化するサイドビューにより、平坦ではなく、豊かな表情を生み出しています。写真で見る限り、スタイリッシュなクーペ風味が強調されていて、4代目はクーペクロスオーバーといえる外観デザインが与えられています。
細部で目を惹くのは、L字型で発光する二重のデイタイムランニングランプで、一方のリヤは、横一文字の細長いリヤコンビネーションランプが存在感を発揮。さらに、その上に横長のLEDハイマウントストップランプを配置することで、存在感、非視認性をより高めています。
発売前に公表されているタイヤ&ホイールは、「多軸スポーク構造」の19インチアルミホイール(高輝度シルバー塗装)が特徴的で、225/55R19タイヤを「Z」と「Z“Leather Package”」に標準化。「G」と「S」のアルミホイールや、19インチ以外にも設定があるのかは現時点では明らかにされていません。