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【2020年5月18日更新】先進安全装備に「録画できるデジタルインナーミラー」を搭載
ここでは、予防安全性能を中心とした先進安全装備をチェック。新型ハリアーには、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた最新の「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」が搭載されます。衝突被害軽減ブレーキの「プリクラッシュセーフティ」は、対歩行者が昼夜対応、自転車は昼間対応。
車線維持機能の「レーントレーシングアシスト」は、渋滞などで白線などが見えない、見えにくい場合でも先行車に追従し、アダプティブクルーズコントロールは、全車速追従機能付になります。「Z」と「G」系には、自動でヘッドライトのハイ/ロービームの切り替えをするアダプティブハイビームアシストが備わります。ほかにも、標識の見落としをサポートする「ロードサインアシスト」、付帯機能として、「先行車発進告知機能」を用意。
「Toyota Safety Sense」以外では、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)が全車に標準化されます。斜め後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットアシスト」は、「Z」系に標準装備で、「G」系と「S」に、「リヤクロストラフィックオートブレーキ」とセットでメーカーオプション設定。「Z」系に標準装備の「リヤクロストラフィックオートブレーキ」は、後退時に左右から接近する車両を知らせ、さらに衝突する危険があるとブレーキが作動する機能。
新装備でユニークなのは、「デジタルインナーミラー」です。SDカードに車両前後の映像が録画可能な機能も用意されていて、(トヨタからはまだ詳しい説明はないものの)、ドライブレコーダーとしても使えるはず。こちらは、「Z」と「G」系に標準装備で、「S」にメーカーオプション設定。
また、「TNGA」化による衝突安全性能の向上も盛り込まれているはず。安全面への期待にも応えてくれるのが新型ハリアーの魅力といえそうです。
(塚田勝弘)