トヨタ新型ハリアーのエクステリア・インテリア・走り・装備・安全装備を総チェック【2020年5月27日更新】

【2020年5月18日更新】先進安全装備に「録画できるデジタルインナーミラー」を搭載

新型トヨタ・ハリアー
新型トヨタ・ハリアーのデジタルインナーミラーには、前後録画機能が備わる

ここでは、予防安全性能を中心とした先進安全装備をチェック。新型ハリアーには、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた最新の「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」が搭載されます。衝突被害軽減ブレーキの「プリクラッシュセーフティ」は、対歩行者が昼夜対応、自転車は昼間対応。

車線維持機能の「レーントレーシングアシスト」は、渋滞などで白線などが見えない、見えにくい場合でも先行車に追従し、アダプティブクルーズコントロールは、全車速追従機能付になります。「Z」と「G」系には、自動でヘッドライトのハイ/ロービームの切り替えをするアダプティブハイビームアシストが備わります。ほかにも、標識の見落としをサポートする「ロードサインアシスト」、付帯機能として、「先行車発進告知機能」を用意。

新型トヨタ・ハリアー
新型トヨタ・ハリアーのインパネ

「Toyota Safety Sense」以外では、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ/静止物)が全車に標準化されます。斜め後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットアシスト」は、「Z」系に標準装備で、「G」系と「S」に、「リヤクロストラフィックオートブレーキ」とセットでメーカーオプション設定。「Z」系に標準装備の「リヤクロストラフィックオートブレーキ」は、後退時に左右から接近する車両を知らせ、さらに衝突する危険があるとブレーキが作動する機能。

新装備でユニークなのは、「デジタルインナーミラー」です。SDカードに車両前後の映像が録画可能な機能も用意されていて、(トヨタからはまだ詳しい説明はないものの)、ドライブレコーダーとしても使えるはず。こちらは、「Z」と「G」系に標準装備で、「S」にメーカーオプション設定。

また、「TNGA」化による衝突安全性能の向上も盛り込まれているはず。安全面への期待にも応えてくれるのが新型ハリアーの魅力といえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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