新型ダイハツ・タフトは標準装備の「スカイフィールトップ」が圧倒的な開放感をもたらす

■軽自動車でも採用が進む「電動パーキングブレーキ(EPB)」を装備

2020年6月発売予定のダイハツTAFT(タフト)。以前お伝えしたように、フレキシブルボードを上下2段、後席背もたれ裏に設置することで、荷物に応じてラゲッジを使い分けられる「フレキシブルスペース」が使い勝手のポイントになっています。

ダイハツ タフト
ダイハツ・タフトのエクステリア

ここでは、キャビンを中心に、ポケッテリアやユニークな装備をピックアップしていきます。

最も目を惹くのが全車標準装備になる「スカイフィールトップ」。

新型タフトのグラスエリアは少し小さめに見えますし、フロントスクリーンの天地高は短めに感じられます。それでも、この「スカイフィールトップ」により圧倒的な開放感をもたらし、車内に明るさで満たしてくれるはず。

ダイハツ タフト
新型タフトの「スカイフィールトップ」は全車標準装備

もちろんサンシェード付で、スーパーUV&IRカットにより紫外線と赤外線もカット。

ルーフは開閉できないものの、前席頭上をカバーする広大なガラストップは特徴的な装備といえます。

ダイハツ タフト
楽に操作できる電動パーキングブレーキを採用

便利なのが電動パーキングブレーキ(EPB)で、ホンダ・N-WGN、日産・デイズ/三菱・eKなど軽自動車にも徐々に採用されている装備。

指先だけで解除、作動させることが可能で、オート(ホールド)をオンにすれば「P」ポジションに入れるだけで自動的にオンになり、アクセルを軽く踏めばオフにできます。

ダイハツ タフト
助手席前に用意される大型トレー

ポケッテリアは、箱型ティッシュが余裕で収まる助手席前の大型トレー、インパネ両サイドにあるドリンクホルダーなどを用意。ドリンクホルダーは、600mlの太めのペットボトルも収まるそう。

また、仕切りが付くグローブボックスには、ETC車載器、ドライブレコーダー本体、Wi-Fiルーターなどのアクセサリーが収納できます。

ダイハツ タフト
600mlのペットボトルも収まるドリンクホルダーは固定式

インパネ中央のセンタークラスターには、インパネシフト、エアコンパネル、下側にはUSB端子なども配置されていて使いやすそうです。

インパネで印象的なのが、ブラック基調にアクセントカラーで配されるオレンジで、インパネシフトまわりと中央のエアコン吹き出し口、両サイドのエアアウトレットもオレンジ加飾が施されています。

また、リヤドアのドアトリムは後席背面と同じ色の樹脂性になっていて、傷や汚れを気にせずに使えそうです。

ダイハツ タフト
2つに仕切られている助手席グローブボックス

高い機能性と車名どおりのタフさがウリの新型タフト。キャスト・アクティバがカタログから落ちていますので、同モデルへの期待は高まります。

(塚田勝弘)

【関連記事】
ダイハツ・TAFT(タフト)の情報をWebサイトで追加公開。スズキ・ハスラーの対抗馬の概要は?【新車】

https://clicccar.com/2020/04/20/971265/

ダイハツ・タフトの先行予約を2020年4月1日からスタート【新車】

https://clicccar.com/2020/04/01/966148/

【関連リンク】

ダイハツTAFTティザーページ

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/taft/special/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる