トーヨー・タイヤがメキシコ・バハ・カリフォルニア州の第52回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に「OPEN COUNTRY」を供給、サポート!

■もっとも有名で過酷なオフロードイベント「SCORE BAJA 1000」の有力選手をTOYO TIRESがサポート

メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催されるオフロード・レース、第52回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に「TOYO TIRES」の「OPEN COUNTRY」シリーズを供給、レースをサポートするそうです。

これは、TOYO TIRE株式会社が、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.(以下TTC)、メキシコタイヤ販売子会社NT Mexico S.De R.L.De C.V(以下NTM)とともに、11月19日(火)から11月24日(日)の6日間、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される第52回「SCORE BAJA 1000(バハ1000)」に参戦する7選手に対し、ピックアップ/SUV用オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給し、レース参加をサポートするというもの。

2019年のSCORE BAJA100コース図
2019年のSCORE BAJA100は全行程800マイル(約1,290km)で競われる

「SCORE BAJA 1000」いわゆる「バハ1000」とは、世界有数の過酷なオフロードレースのひとつで、毎年11月に、メキシコのバハ・カリフォルニア半島で開催される伝統あるイベント。2019年で52回目を迎えます。

スタートはリゾート都市としても知られるエンセナーダで、今回は、全行程800マイル(約1,290km)を昼夜を問わず丸一日走り抜け、半島を一回りしてエンセナーダに戻ってきます。岩場の多い山岳地帯や起伏に富んだ砂漠地帯を制限時間内に走破するためには、ドライバーのテクニックと体力はもちろんですが、タイヤにとっても相当に過酷な条件であり、悪路走破性と耐久性に優れた、信頼性の高いオフロード性能が試されるレースです。

TOYO OPEN COUNTRY M/T-Rを履く優勝候補の31号車
TOYO OPEN COUNTRY M/T-Rを履く優勝候補の31号車

TOYO TIRESは、北米市場で高く評価されている本格的オフロード向けピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」をレース用にチューンアップした、「OPEN COUNTRY M/T-R」「OPEN COUNTRY R/T-R」を供給。オフロードレースで蓄積した技術的経験をフィードバックし、開発を重ねた「OPEN COUNTRY」シリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造を備え流といった市販製品へとフィードバックを重ねているそうです。

Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手とBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手の31号車

TOYO TIRES勢は、第1戦「SCORE San Felipe 250」、第2戦「SCORE BAJA 500」で連勝し、現在総合1位のAndy McMillin(アンディ・マクミラン)選手をはじめ、Bryce Menzies(ブライス・メンジス)選手(Andy McMillin選手とBryce Menzies選手は、両名で1チーム)、Robby Gordon(ロビー・ゴードン)選手、BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手、Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手、Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手、Santiago Creel(サンティエゴ・クレール)選手(Luis Javier Pelayo選手とSantiago Creel選手は、両名で1チーム)など、TOYO TIREおよびTTC、NTMとサポート契約を結んでいる選手の参戦車両に「OPEN COUNTRY M/T-R」、「OPEN COUNTRY R/T-R」を供給し、SCORE BAJAシリーズ最終戦となる「SCORE BAJA 1000」で、総合優勝をめざしています。

Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手の21号車
Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手の21号車
Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手
Tavo Vildosola(タボ・ヴィルドソラ)選手
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
BJ Baldwin(ビージェイ・バルドウィン)選手の97号車
Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手、Santiago Creel(サンティエゴ・クレール)選手の260号車
Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手、Santiago Creel(サンティエゴ・クレール)選手の260号車
Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手
Luis Javier Pelayo(ルイス・ハビエル・ペラーヨ)選手

本レースでは、冠スポンサーでもあるBF Goodrichが多勢の中、日系ブランドTOYO TIRES勢の活躍に期待しましょう!

(文・写真:クリッカー編集長 小林和久)

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小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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