■ハイパーSUVのガソリンV8スーパーチャージャー仕様はヤル気にさせるサウンドもイイ!!
グループ最高峰、V8・5Lスーパーチャージャーを積むレンジローバースポーツSVRをHSR九州で全開にしてみた頑固一徹・和こと清水和夫さん。
普段もレンジローバーを足にしている清水さんは、その違いをどうインプレッションしたのでしょうか?
この動画には、同時に試乗したジャガーXJR575も収録されていますが、まずはお化けSUVのレンジローバーからチェックしてみましょう!
※動画の2分40分以降はジャガーXJR575試乗編。後日公開の次記事にてご紹介します!
●図体はでかくても全体的なバランスが素晴らしいハイパーSUV
レンジスポーツのガソリン車の速いヤツ! サーキットで全開してみましょう。ボクは普段もレンジに乗っていますが、コレはいつも乗っているレンジの1.7倍くらいのパワーがあるのかな。
古典的だけど良いね。笑っちゃうくらい気持ちいい! デカいSUVだけどハンドリングは悪くありません。ちょ~っとロール感は伴っているけど、でもボクの感覚に合っている感じ。
トラクション性能やコーナリング性能はバランスがとれていて、変な動きが無く、ドデカイんだけど悪くは無いね。なんだろ、この落ち着き感。速いんだけどなぜか落ち着いています。
よっしゃ~全開! 170km/h!!
レンジはディーゼルエンジン仕様もいいんだけど、このSVRもいいね。ガソリン車でこれだけトルクもあって、音もイイよね。この音と加速感…これがレンジローバースポーツSVRの魅力なのかもしれませんね。
【頑固一徹 総合評価】
★★★★
【頑固一徹 評価ポイント】(10段階評価)
パワートレイン:9点
シャシー性能:8点
インターフェース:7点
(※Vol.10より10段階に細かく評価しています!)
(試乗:清水 和夫/アシスト:永光 やすの/画像:平野 陽(GENROQ/MotorFan.jp)/取材協力:ジャガー・ランドローバー・ジャパン)
【SPECIFICATIONS】
レンジローバースポーツSVR
ボディサイズ(mm):全長4880×全幅1985×全高1800
ホイールベース(mm):2920
トレッド前/後(mm):1690/1685
車両重量:2450kg
エンジン:V型8気筒DOHCスーパーチャージャー
エンジン排気量:4999cc
ボア×ストローク:92.5×93.0mm
最高出力:423kW(575ps)/6500rpm
最大トルク:700Nm(71.4kgm)/3500~5000rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:四輪駆動(AWD)
サスペンション:F ダブルウイッシュボーン/R マルチリンク
※クロスリンク電子制御エアサス
ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F/Rとも)
タイヤサイズ: 295/40R22(F/Rとも・テスト車両)※標準仕様275/45R21
燃料消費率 JC08モード:7.6km/L
0→100km/h加速:4.5秒
最高速:283km/h
車両本体価格(税込):17,230,000円〜
【清水 和夫 プロフィール】
1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業
1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。
【頑固一徹試乗とは?】
国際モータージャーナリスト、清水和夫が斬る試乗インプレッション『頑固一徹テスト』。頑固一徹・清水和夫が独自の目線でチョイスした新型モデルを、パワートレイン、シャシー性能、ヒューマンマシンインターフェイス(HMI)の3分野で評価、採点し、その合計点によって10段階で評定します。
■頑固一徹 総合評価指数
3〜6点→★
7〜12 点→★★
13〜18点→★★★
19〜24点→★★★★
25〜30点→★★★★★
■頑固一徹テスト 試乗インプレッション
評価軸(3項目)&評価ポイント
パワートレイン 10段階評価(1〜10点)
シャシー性能 10段階評価(1〜10点)
ヒューマンマシンインターフェイス 10段階評価(1〜10点)
【関連リンク】
StartYourEngines HP
国際モータージャーナリスト、清水和夫が主宰する自動車専門動画ウェブメディア。クルマの限界性能と安全性を徹底的に試すダイナミック・セイフティ・テスト(DST)を始め、国内外の新車インプレッション、注目度の高まる先進安全技術、自動運転など、クルマに関するあらゆるジャンルの動画をサイトアップしています。ぜひぜひ!チャンネル登録のうえご視聴ください。
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