RRR番外編・モーターショーでビッグなバイクにまたがってみる【東京モーターショー2019】

Honda Goldwing

■意外や意外、足つき性がいい新型アフリカツイン。これなら街乗りできるかも?

齢50にして、大型二輪免許を取得しておよそ30年ぶりに二輪に乗ろうとしているRRR(リターンライダーリハビリテーション)の本記事では、まだ教習所レポートの段階ですが、東京モーターショー2019のRRR的レポートをお送りしましょう。

大型二輪免許を取得して初めての東京モーターショー。自動車コラムニストとして四輪関連の取材を進めつつ、スキを見つけては気になる二輪をチェックしてまいりました。

一番に気になっていたのはホンダの大型オフローダー「アフリカツイン」。かつて知人が有していた初代アフリカツインは近くで見たことがありますが、その大きさに気圧され、またがってみようとも思わなかったことだけは記憶しております。

しかし、モーターショーの初日に合わせてモデルチェンジ、「CRF1100Lアフリカツイン」となった現行型は、日本市場に合わせてシート高を低くして乗りやすくしていると聞いています。

それでも身長163cmしかない身としては810〜830mmのシート高というのはスペックとしては街乗りするのは難しいだろうなぁと思う数字。とはいえ、オートバイというのはシートやタンク形状でも足つき性は変わってくるので単純に数字だけでは判断できません。つまり座ってみなければ、足つき性はわからないのです。

Honda AfricaTwin
ホンダ・アフリカツインにまたがる筆者(身長163cm)

というわけで、モーターショーの会場でCRF1100Lアフリカツインの標準車にまたがってみました。驚くことに片足であればつま先が余裕をもって地面(床)に届くほどで、これなら日常使いにしても何とかなりそうと感じるレベル。説明員の方に聞けば、シートの幅を絞ったことでスーパースポーツ系に比べても足つき性はいいのだそうです。標準車はタンクも小さく、それも圧迫感のないライディング姿勢につながりそうと感じます。

さらにホンダ独自のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用しているということでイージードライブからスポーツライディングまで対応しているというのも、左手の握力を含めた体力に不安のあるリターンライダーとしては好感触。もっとも、DCTのアフリカツインはもっとも手頃な価格のグレードでも税込み172万7000円だそうですから、まずは予算の面でハードルが高いと感じるのは正直なところです。

体格の面で縁がないであろうと思っていたアフリカツインに乗ることが夢ではなさそうというのは今回のモーターショーでの収穫でした。ついでに調子に乗って、ホンダ・オートバイのフラッグシップといえる水平対向6気筒エンジンを積む「Gold Wing Tour」にもまたがってみましたが、さすがにこちらは動かせる気がしないくらいの圧を感じます、さすがです。

Honda Goldwing
ホンダ・ゴールドウイングツアーにまたがる筆者(身長163cm)

足つき性が云々というレベルでなく、すっかり記念撮影タイムという感じでまたがってみた次第ですが、メーカー希望小売価格 301万8400円(消費税込み)というのも自分には縁がないオートバイだとしみじみ思うのでした。

Honda CBR650R
Honda CBR650R

レーサーレプリカ全盛期を知っている世代ですから、若いころには前傾姿勢のライディングフォームのは当たり前だったのですが、この歳になるとお腹がジャマしてしまいフルカウルのスポーツモデルやカフェレーサーのようなポジションはキツイというのも事実。

オフロードを走りたいという欲求はないのですが、アフリカツインにまたがってみた印象が良すぎました。基本的にシートが高いので、オフロード系モデルは「どうせ足がつかないだろう」と思っていたのですが、食わず嫌いせずにチェックの対象にしたほうがよさそうだという気付きを得たのは、RRR的には今回のモーターショー最大の収穫だったかもしれません。

それはそれとして、今回の東京モーターショーでは4気筒エンジンを積んだカワサキ「Ninja ZX-25R」や油冷シングルエンジンのスズキ・ジクサーなど250ccクラスのクォーターバイクも注目を集めているようです。

Ninja25R
Kawasaki Ninja ZX-25R と Z H2

SUZUKI GIXXER

スズキ・ジクサーと新開発の油冷エンジンスズキの油冷エンジンは単純にヘリテージ重視の商品企画かと思いきや「水で冷やすよりも油で冷やしたほうが重量増にならなくて合理的(空冷に対して水は1kg増、オイルなら250g増で済むイメージ)」という説明を聞いてから、妙に気になりはじめたのですが、展示車には触れてはいけないということで残念ながら「またがる」ことはできませんでした。

(山本晋也)

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