排気量アップと軽量化で冒険心をさらに刺激する新型ホンダCRF1100Lアフリカツイン【東京モーターショー2019】

上級モデルにはSHOWA製の電子制御サスペンションを採用

「True Adventure」をコンセプトに掲げて2016年に復活を遂げたCRF1000Lアフリカンツイン。高いオフロード性能とツーリング性能に加え、日常の使い勝手の良さで、オフロード好きのライダーのみならず多くのライダーに支持され、たちまちヒットモデルとなりました。そのアフリカツインがこのたびモデルチェンジ。新設計フレームを採用するとともにエンジンの排気量拡大にともなって、「CRF1100Lアフリカツイン」へと進化を遂げたのです。

アフリカツインのフロントビュー
スリムかつシャープなスタイリングとなったボディは扱いやすさも向上。
エンジン
刺激的な走りだけでなく、ロングライドも快適にこなす1082ccの水冷直列2気筒エンジン。

基本コンセプトである「True Adventure」は踏襲しつつ、日常の使い勝手と高い運動性能に直結する軽量化を実現。さらに長距離移動の快適さと刺激的な走りをもたらす出力向上を果たすとともに、ライダーに快適性と安心感を与える装備を追加しました。

バリエーションは二種類用意されます。スタンダードな位置付けのアフリカツインは、スクリーンを小さくしつつボディが全体的にスリムになって、見た目も走りもスポーツ性能が高められ、純粋にオフロードライドを楽しむことが可能なモデルとなっています。

アフリカツインのリヤビュー
スタンドードモデルとなるアフリカツイン。

一方、アフリカンツインアドベンチャースポーツの方は、大型スクリーンや24Lの大容量タンク、そしてプロテクション装備を充実させ、オフロードライドを楽しむとともに旅への快適性がプラスされています。

アドベンチャースポーツのフロントビュー
ビッグタンクやロングスクリーンの他、自動切り替え式のコーナリングライトにリヤキャリア、そしてチューブレスタイヤと充実装備のアドベンチャースポーツ。

新しいアフリカンツインはヘッドライトが常時1眼点灯から2眼点灯となったほか、iPhoneをUSBケーブルで接続することでアプリケーションを使うことができる「Apple CarPlay」の使用が可能になったのもトピックです。

ヘッドライト
個性を放つ2眼のLEDヘッドライトは常時2眼点灯となり、より印象的に。
ハンドル
軽量ながらもアドベンチャーライドに耐える強度を備えるシンプルなスタイルのハンドルバー。

また電子制御システムでは、コーナリング中のブレーキングや急制動の際、車体の状態を察知する慣性装置(IMU)が働き、ホイールロックやリヤタイヤの浮き上がりを抑制し、ブレーキング時の安心感を向上させてくれるIMUを備えたABSが搭載されました。

旅を満喫したいという人はアドベンチャーモデル、手軽にオフロードライドを楽しみたいという人はスタンダードモデルがオススメです。

カラーリング
アフリカンツインはグランプリレッド、アドベンチャースポーツはトリコロール、電制サスを備えるアドベンチャースポーツESはトリコロールとブラックの2カラーからの選択が可能。

ホンダCRF1100Lアフリカツイン
【主要諸元】

・全長×全幅×全高:2310×960×1520/1355mm
・エンジン:水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒
・排気量:1082cc
・価格:161万7000円-

(文・写真:安室淳一)