●利幅が大きいSUVで販売攻勢をかけるマツダ
マツダが同社の世界販売の約2割を占める米国に新工場を建てるそうです。2年後にはトヨタと組んで新型SUVを生産する模様。
米国では消費者のSUV志向が2014年頃から顕著になっており、本年8月にはCX-5やCX-3の好調に伴い昨年6月以来の販売増(+6.5%)に転じています。
新工場の稼動で生産能力がさらに上乗せされ、マツダは利幅が大きいSUVで販売攻勢をかけるようです。
日経新聞によると、新工場は、15万台/年の生産能力を持ち、フル稼働すれば同社の生産台数が10%程度増加する模様。
主力のCX-5に加え、CX-9、新工場で生産する新型モデルなど、多くのSUVが揃うことになり、米国における販売拡大と共に、新型SUVの日本展開の可能性についても注目されます。
(Avanti Yasunori・画像:MAZDA)
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