米国での日本車販売台数が8ヶ月ぶり前年増。台数増に貢献した「あのクルマ」たち

●SUV人気は依然として好調。日本メーカー各社が前年実績を上回る

米国における8月度の日本車販売が前年同月比「12.6%増」の65.5万台と、8カ月ぶりに前年実績を上回わったそうです。

産経新聞によると、最も増加幅が大きかったのはホンダで17.4万台(+17.6%)と過去最高の月間販売台数を記録。これには「CR-V」や「CIVIC」の販売増が寄与している模様。

またトヨタ自動車は「RAV4」や「ハイランダー」の貢献で、24.8万台(+11.3%)に。日産は「ローグ」が貢献して12.7万台(+13.2%)と3カ月ぶりに増加。

スバルは「フォレスター」の貢献で7万台(+9.3%)と過去最高の月間販売を記録。マツダは「CX-5」や「CX-3」の貢献で昨年6月以来の販売増となり、2.7万台(+6.5%)に。

米国における消費者のSUV志向は今に始まった訳ではありませんが、2014年頃から顕著となり、その後も加速を続けているようで、今回日本車の米国販売が前年増となったのも、そうしたSUV人気の高まりを裏付けているようです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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