McLaren GTをベースに、ゴージャスな内外装をまとった「New McLaren GT by MSO」が初公開

●MSOが手掛けるパーソナライゼーションの魅力を伝えるコンセプトカー

マクラーレンが「ペブルビーチ 2019 コレクション」において「New McLaren GT by MSO」を初披露しました。マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が手がけるコンセプトカーで、パーソナライゼーションの魅力を訴求するモデル。

新型マクラーレンGT by MSO
New McLaren GT by MSOのフロントビュー

ベースとなるMcLaren GTは、伝統的なグランドツーリングの精神を再定義したモデルで、GTモデルらしい快適性と使い勝手の高さを備え、同ブランドらしい一体感のある走りが身上としています。

新型マクラーレンGT by MSO
New McLaren GT by MSOのリヤビュー

「New McLaren GT by MSO」は、「MSO Defined」によるボディカラーであるブラック・シルバーをまとい、ドアスカート、フロントスプリッター、ウイングミラー、リヤバンパー&ディフューザーに、「MSOビスポーク」のサテン・グラファイトの塗装が施され、鮮やかなコントラストが印象的。

さらに、サテン・グラファイトのブレーキャリパー、「MSOブライト・パック」のブライト・クロム仕上げのアッパーウインドウモールディング、チタニウム・エグゾースト・フィニッシャー、グロス・ブラックのダイヤモンドカット・ホイールも特徴。

内装では、大英博物館の幾何学的な天蓋のデザインからインスピレーションを受けたという、「MSOビスポーク」のジオフォーム・ステッチが目を惹きます。シートバック、サンバイザー、アームレストなどに施され、ラグジュアリーな雰囲気を演出。メタルのような微妙な光沢を放つというサテン・グラファイト・レザーの組み合わせにより、印象的なキャビンに仕立てられています。

新型マクラーレンGT by MSO
New McLaren GT by MSOのインパネ

ほかにも、ヘッドレストやレザーのサイドシルに「MSO」ロゴが施され、ステアリングホイールとパドルシフトは、「MSOビスポーク」のシルバー入りのカーボン・ファイバー仕上げになっています。

新型マクラーレンGT by MSO
New McLaren GT by MSOのシート

エンジンは612PSの4.0L V8ツインターボで、組み合わされるトランスミッションは7速SSG(デュアルクラッチトランスミッション)。0-100km/h加速は3.1秒、0-200km/h加速も9.0秒でクリア。サスペンションやステアリング機構、ブレーキなども専用設計されているそうです。

ベースとなるMcLaren GTは北米で第4四半期にデリバリーが開始され、価格は21万ドル〜。日本での発売は未定となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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