名車240ZGからZ34ニスモまで大集合! フェアレディZミーティングの注目マシンをピックアップ

■1410台のフェアレディZが勢ぞろいして生誕50周年を盛大に祝う

●ADVANオールフェアレディZミーティング in 富士スピードウェイ2019(5月5日開催)

初代S30型のオーナーズクラブである「S30Z CAR.jp」が主催する「オールフェアレディZ」ミーティング。9回目となる今年は、5月5日に富士スピードウェイで開催されました。
ちょうどフェアレディZの生誕50年という節目だったこともあり、1410台もの参加車で賑わいました。その中から、注目のマシンをご紹介していきましょう。


純正色のマルーンをまとった240ZGがこれだけの台数で集まるのは、このイベントだけでしょう。手前のクルマだけボンネットをS130用に変更しています。


赤いボディにオプションのランプカバーが似合ってますが、このクルマ実はリヤが少し長い2by2。最近見直されているのです。


ブルーがかったパール塗装にドアミラーと、現代風にカスタムされたS30。15インチが主流のS30に大径ポリッシュホイールを履く姿は新鮮です。


日本国内より圧倒的にアメリカで売れたS30ですので、並行輸入されたクルマも多いようです。こちらはS30最終の280Zで、ホワイトレタータイヤがアメリカンな印象。


S30王道のリップ+リヤスポイラーにオーバーフェンダーで武装した1台。ところがエンジンはRB26DETTにスワップされていました。ハイパワーに対応させて室内にはロールケージが装備されてます。


カスタムされてしまう例が多いS30ですが、なかにはホイールまで純正スチールのままというクルマもありました。純正のグランプリグリーンでレストアされたようで新車然としてます。


大きく重く豪華になった2代目S130は参加台数が少なかった印象。そのなかで純正マンハッタンカラーをキープしている2000ターボを発見! アルミホイールも当時の純正のままです。


一世を風靡したARBエアロパーツをまとったS130も見受けられました。タペットカバーを「DATSUN3200」と加工したL28改3.2リッターエンジンを搭載しています。

この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
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