日産「フェアレディZ NISMO」今夏デビュー決定。華麗なドリフトを披露!

■「この夏後半、Zをベースにスリルの新たな章が到来」

米・日産は、2ドアスポーツカー「Z」(日本名:フェアレディZ)のハードコアモデルとなる「Z NISMO」を導入することを発表、そのティザームービーが初公開されました。

日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ
日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ

公式YouTubeでは、フォーミュラドリフトで3度チャンピオンに輝いているクリス・フォースバーグ氏が華麗なドリフトを魅せている様子が映されています。

Z最新モデルの「RZ34」型は2022年夏にデビュー。世界でも比較的手に入れやすい金額で購入できる、最もエキサイティングなパフォーマンスカーの1台として人気を博しています。

現段階でNISMOの価格やパワー、性能の詳細を一切発表していませんが、44秒の短い動画では、ドリフトチャンピオンのクリス・フォースバーグ氏が、クローズドサーキットでテールスライドを披露。後輪のホイールアーチから煙が立ち込める様子が映し出されています。

日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ
日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ

同ブランドは動画ともに、「この夏後半、Zをベースにスリルの新たな章が到来します」と自信をみなぎらせています。

また「サーキット向けに調整されたパフォーマンス、大胆なスタイリング、ダイナミックなデザインを備えたZ NISMOは、日産の象徴的なスポーツカーの50年以上にわたる歩みの次のエキサイティングなマイルストーンです」と付け加えています。

日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ
日産 フェアレディZ NISMO ティザーイメージ

動画のプロトタイプは、フロントバンパーの角ばったエアインテークを、より魅力的デザインに新設計、ボディ下部に象徴的な赤いトリムを配置しています。フロントスプリッターやサイドスカート、ラップアラウンドダックテールスポラーなど、アグレッシブなエアロコンポーネントもNISMO専用で、足回りにはダンロップトラックタイヤ+太い9本スポークホイールも確認できます。

エンジンショットから新しい情報を得ることはできず、最高出力406psを発揮する3.0リットルV型6気筒がどの程度アップグレードされるか不明ですが、一部情報では500psを超えてくるとも噂されています。

そしてもう一つの注目は、ベースのZ同様にマニュアルトランスミッションが用意されるかでしょう。

Z NISMOの登場は明確にされていませんが、8月後半と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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