【日産デイズ&三菱eKワゴン試乗】兄弟車4モデルでベストチョイス、買うべきグレードは?

内装では、eKクロスのシート地がファブリック、オプションで合成皮革&ファブリックが用意されます。インテリアカラーはブラック、ブラック&タン(オプション設定)、eKワゴンがライトグレー。

一方のデイズは、シート地とドアトリムクロスが「S」「X」がアイボリー、「ハイウェイスター」系がエボニーになります。オプションで「ハイウェイスター」系にプレミアムコンビネーションインテリアを用意し、シートは合皮/トリコットになります。

なお、価格は三菱eKワゴンが1,296,000円〜1,506,600円。eKクロスが1,414,800円〜1,765,800円。日産デイズ/デイズ・ハイウェイスターは1,273,320円〜1,778,760円です。なお、ベーシックグレードはマイルドハイブリッドが搭載されず、プロパイロットも設定できませんので、「足」と割り切るかフリート向けといえるでしょう。

この4台で迷った場合は、まず、NAにするのか、NA+ハイブリッドにするのか、ターボ+ハイブリッドにするのかパワートレーンを選択する必要があります。さらにプロパイロットの有無(オプション設定を含めて)、顔つきをどうするのか決める必要があります。

デザインは好みが分かれますが、プロパイロットは予防安全はもちろん、走行時のドライバーアシストとしても優秀ですのでぜひ装着したいところ。

高速道路も使うのであれば、ターボ(+ハイブリッド)仕様がオススメで、三菱は必然的にeKクロスT、デイズはハイウェイスターのGターボ(プロパイロットなどはオプション)もしくはハイウェイスターGターボプロパイロットエディションを予算が許せば選択したいところです。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる