ブリヂストンがトヨタ、JAXAによる宇宙探査車用タイヤを開発へ

本年3月にトヨタ自動車とJAXA(宇宙航空研究開発機構)が国際宇宙探査での協業を発表。トヨタのFCV(燃料電池車)技術の応用により、月面での有人与圧ローバ(探査車)による長距離移動を目指しています。

そして今回、ブリヂストンがローバが月面を走破するためのタイヤを開発することになり、同ミッションへの参画を発表しました。

同社はローバが月面を移動する際の「月面との接地」という課題解決に向け、4つの役割り「支える」「駆動力・制動力を伝える」「方向を転換・維持する」「路面変化に追従する」を実現するしなやかで強靭な接地体の開発に挑戦することで同ミッションに貢献するとしています。

トヨタ、JAXAと共に国際宇宙探査という未知なる世界への挑戦に取り組むことになったブリヂストンの今後の動きが注目されます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA ・JAXA・BRIDGESTONE)

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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