トヨタ自動車がJAXAと連携、月面探査プロジェクトで協業するワケは?

トヨタ自動車がJAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携して月面探査への参画を予定しているそうで、月面で使用する探査車両等をJAXAと共同で開発する模様。

おりしもJAXAの探査機「はやぶさ2」が先月、小惑星「りゅうぐう」への着陸に成功。今後は月面での活動にも力を入れる方針。一方のトヨタは以前、小型人型ロボット「KIROBO(キロボ)」を大型国産ロケットに搭載、宇宙空間で作動させるプロジェクトでJAXAと協業しています。

新聞報道等によると、3月12日に開催されるJAXA主催のシンポジウムで、先進技術開発を担当するトヨタの寺師茂樹副社長と宇宙飛行士の若田光一氏が対談を予定しているそうです。

自動車業界が変革期を迎えるなか、トヨタは自動車の開発や生産で培った技術力を活かし、今後の事業拡大に繋げる狙いが有るものとみられます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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JAXA http://www.jaxa.jp/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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