【日産・デイズ事前試乗】 ローンチと同時に用意されるスペシャルモデル・オーテックジャパンのボレロ

日産と三菱が共同で作り上げる軽自動車がフルモデルチェンジし2世代目に進化します。正式な発表を前に日産版となるデイズに試乗する機会を得ました。

試乗会場には、基準車発表と同時に登場するオーテックジャパンの「ボレロ」も展示されていました。

ニスモカーズも手がけるようになったオーテックジャパンは、さまざまなスペシャルモデルを世に送り出しています。今回ディズに設定されたのは、プレミアムなカスタムを施された「ボレロ」です。

デイズボレロは自然吸気エンジンを搭載するXをベースにエクステリア&インテリアをカスタムしたモデルです。

エクステリアでは、アウトサイドドアハンドルとドアミラーをホワイトパールにしたほか、フロントグリルのVモーション部とバックドアフィニッシャーをダーククローム化、アルミホイールはルークスボレロと同形状のホワイトタイプとなりました。また、オプションですがホワイトのルーフをチョイスできます。

明るいモーヴピンクの内装色が目を引くインテリアは上質感にあふれます。インパネのソフトパッド部分はブラウンピンクの専用品、ステアリングもベージュとブラウンピンクのコンビにステッチもブラウンピンクという念の入れようです。インサイドドアハンドルはメッキとなりその横のドアトリムもトリコット&アイボリーに変更されています。シートは専用のソフトレザー調&トリコットのコンビでステッチも施されます。標準のデイズでは運転席側にしか取り付けられないバニティミラーは助手席にも装備されます。

このデイズボレロ、ベースモデルのXよりも8万円高というリーズナブルさです。型式指モデルとなるため納期が短く、また登録時に車検場への持ち込みが不要のため手数料もかかりません。さらに通販型自動車保険にも加入可能とユーザーメリットにあふれたモデルとなっています。

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
続きを見る
閉じる