スペシャル機構をさらにセットアップ!井出有治お気に入りのメガーヌR.S.に、待望の6MTシャシー・カップが登場・その1

●待ってたよ「メガーヌ・ルノー・スポール カップ」、マジで欲しいかも!(井出有治)

カートからF1まで、さまざまなレースを経験しキャリアを鍛え上げてきたレーシングドライバーであり、またclicccarテストドライバーとしても活躍頂いている井出有治さんは、2016〜2017年にかけて先代2代目「メガーヌ・ルノー・スポール(以下メガーヌR.S.)」のマニュアル車を、サーキットやゴルフの往復など長距離移動から普段のアシとして所有されていました。

「Cセグメント・クラスでサイズ的にも取り回しが良く、また走ればしっかり攻めることができる『FF・4ドア・MT車』好きのボクにピッタリなのが、メガーヌR.S.。ホント〜に気に入っていたんですよ! ちょっと欠点だったのは、先代R.S.には2ドアハッチしかなかったことくらいです」(井出有治さん)。

 

東京オートサロン2019でも、「井出さんの乗りたいクルマ」紹介でまず最初にリストアップしたのが、ルノー・ジャポン・ブースに参考展示されていた「メガーヌR.S.  MT」(展示時の名称)。

あれから約1ヵ月半、いよいよ100台限定で登場したMTバージョン「メガーヌR.S. カップ」に「乗りた〜い!」(井出さん)ってことで、かつての愛車、先代「メガーヌR.S.」MT仕様との比較チェックも含め、千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイにてテストしていただきました。

その前にまずは、今回の「メガーヌR.S. カップ」のベースとなる4代目「メガーヌR.S.」について、コレにも試乗したことがあるという井出さんの記憶の中の話を聞きつつ、軽〜くおさらいしておきましょう。

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
続きを見る
閉じる