VW初のEVクロスオーバー「ID.CROSS」は2つのボディタイプを設定?

●2021年に登場予定。 「ID.」ブランドにクーペSUVと本格的クロスオーバーが設定される?

フォルクスワーゲンのEVブランド「ID.」から発売予定のクロスオーバーSUV、「ID.CROZZ」の開発車両をカメラが捉えました。

2017年の上海モーターショーで公開された「ID.CROZZ」は、その後フランクフルトモーターショーで「ID.CROZZ 2」へ進化しました。先日、「ゴルフ スポーツバン」をベースとした試作車をキャッチしましたが、今回はそれとは異なるプロトタイプです。

VW「ティグアン」のボディを身にまとったテストミュールは、Bピラーが延長されており、「ティグアン」よりロングボディになるとともに「ティグアン オールスペース」よりは短いサイズが予想できます。サイドシルに厚みを持たせているのは、「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)プラットフォームをカモフラージュするためです。また突出したガスキャップは充電ポートの可能性が高いでしょう。

パワーユニットは、最高出力102psを発揮するフロントモーターと最高出力204psを発揮するリアモーターを搭載し、合計306psを発揮します。83kWhリチウムイオンバッテリーは、1回の充電で最大310マイル(500km)の航続が可能とされています。

VWは2020年より、ID.シリーズの発売が予定されており、「CROZZ」の発売は2021年以降が予想されます。「ID.CROSS 2」公開時には、クーペSUVスタイルのみの発売が予想されていましたが、より本格的なクロスオーバーSUVスタイルの2種が設定される可能性があるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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