ドライバーが怒りのミドルフィンガー!? ポルシェ・911スピードスターがフルヌード状態で走行

●最後の991型派生モデルとなる「911スピードスター」は限定1948台

ポルシェはすでに新型『911カレラ』を発表していますが、先代991型に設定される最後の派生モデル「911スピードスター」の市販型プロトタイプを、ドイツ市街地でカメラが捉えました。

「911スピードスター」は2018年10月のパリモーターショーでコンセプトモデルとして公開されていますが、その市販型となります。

ほぼフルヌード状態でテスト走行する開発車両は、フロントバンパーに5つのエアインテーク、ボンネットフードのスリットなど、ハードコア「GT3 RS」と似たフロントエンドがみられます。コンセプトモデルと異なるのはサイドミラー程度です。

にもかかわらず、写真を取られたテストドライバーは激怒。最大級の侮辱、攻撃的サインであるミドルフィンガー(中指を立てる仕草)で挑発していました。

パワートレインは、911GT3から流用される4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載。最高出力は500ps、最大トルクは459Nmを発揮し、6速MTと組み合わされます。

 

1948年6月に「356ロードスター」の最初の1台が登録されたことから、世界限定1948台を生産する計画を予定しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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